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不動産業界を目指すなら読むべき本12冊|実際に読んで厳選したおすすめ書籍

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ガール
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不動産業界で働きたいけど、どんな本を読めばいいの?おすすめを教えて!

不動産業界を目指すなら、資格の勉強だけでなく、「業界のリアル」「実務の流れ」「お金の動き」にも、少しずつ触れておくと圧倒的に有利です。

そんなときに役立つのが、不動産関連の書籍です。

とはいえ、不動産関係の本は数が多く、内容もまさに玉石混合。

🙍‍♀️「読んでみたけど、思っていた内容と違った…」

🙍‍♂️「結局、時間の無駄だった…」

こんな失敗は、できれば避けたいですよね。

そこでこの記事では、筆者が実際に読んでみて「これは本当に役立った」と感じた書籍を厳選して紹介します。

私自身、不動産業界に入る前はまったく違う職種でした。知識を補うために、資格の勉強だけでなく、不動産関連の本もかなり読みました。
ごりへい
ごりへい

この記事を書いてる人

✔ 海外在住中に宅建を取得

✔ 賃管・管業をダブル合格

✔ FP2級も取得、お金の知識も活用

✔ 不動産業勤務・実務経験あり

この記事を読めば、不動産業界を目指すうえで、「まず何を読めばいいのか」「外れない本はどれか」が一目で分かります。

なお、ここで紹介する書籍は、宅建など不動産資格の勉強中の息抜きや、知識の整理・体系化にも非常に役立ちます。

不動産業界を目指している方はもちろん、これから資格取得を考えている方にも、ぜひ参考にしていただきたい内容です。

 

不動産をマンガで知りたい人向け

まずは漫画で不動産業界を楽しく知るのにうってつけの本を紹介します。

1.『正直不動産』  1~22巻(続刊)

まずはこれ。

不動産業界のあるある・倫理・現場の温度感が、エンタメとして自然に入ってきます。

業界未経験者では絶対に見えない「現場の会話」がそのまま描かれているのが強みです。

向いている人

  • 不動産業界の裏側を、難しい話抜きで漫画で知りたい人
  • 「それ言っちゃダメでしょ…」な営業トークのリアルを知りたい人
  • 不動産関連の資格の勉強の息抜きに、気軽に読みたい人
正直、漫画でここまで勉強になるとは思っていませんでした。笑いながら読めるのに、重要事項説明や営業の本質がちゃんと頭に残ります。
ごりへい
ごりへい

 

2.『SWEET DEAL(スウィートディール)』 全2巻

YouTubeで有名な不動産Gメン滝島さん原著のコミック。

不動産取引におけるトラブル対応や判断ミスが多く描かれており、現場の匂いがかなり強い一冊です。

向いている人

  • 不動産の実務やトラブル事例を漫画で学びたい人
  • 契約・説明ミスがどんなリスクにつながるのか感覚的に知りたい人
  • 活字の専門書は苦手だが、実例ベースなら頭に入る人
テンポよく読めますが、内容はシビア。「この判断をすると、こう転ぶ」という流れが分かりやすく、実務をイメージする力が鍛えられます。
ごりへい
ごりへい

全2巻で終わってしまったのが残念。

 

不動産業界で働く人・目指す人向け

業界の全体像や実務の流れを、体系的に理解したい人向けの本を紹介します。

3.『知りたいことが全部わかる!不動産の教科書』

不動産業界の全体像を一冊で俯瞰したいなら、この本はかなり優秀です。

売買・賃貸・管理・法律・税金まで、「不動産の仕事がどうつながっているか」が整理されます。

向いている人

  • 未経験から不動産業界に入ろうとしている人
  • 業界の全体像をまず把握したい人
最初から最後まで通読しなくても使える“辞書系”の一冊です。分からない用語が出たときに戻って確認できるのが強いですね。
ごりへい
ごりへい

ちなみに、現場でバリバリ数字を出している上司から「まずはこれ読んで」と勧められた一冊です。

 

4.『新人不動産営業が最初に読む本』

この本の強みは、教科書ではなく「現場目線」で書かれている点です。

媒介契約書・重要事項説明書・法改正への対応など、実務でつまずきやすいポイントが要点整理されています。

向いている人

  • 不動産会社に入社したばかりの新人営業
  • 売買仲介の基本的な流れを体系的に知りたい人
  • 配属されたばかりで、何から覚えればいいか迷っている人
「先輩に聞く前に、まずこれを読んでおくと話が早い」。そんな位置づけの“新人用マニュアル本”です。
ごりへい
ごりへい

現在は第5訂版(2025年3月31日発売)まで出版されており、版を重ねるごとに内容がアップデートされている定番書です。

 

5.『「全部自分でできる人」になる「不動産の仕事」大全』

不動産の仕事は、分業のようでいて、最終的には「どこまで自分でできるか」が武器になる世界です。

この本を読むと、「これは事務の仕事」「これは上司の仕事」と線を引くよりも、一通りの流れを理解し、自分で判断できる人ほど強いということがよく分かります。

向いている人

  • 不動産業界に入ったばかりで、仕事の全体像をつかみたい人
  • 将来的に「自分で判断できる営業・担当者」を目指したい人
不動産業界はチームプレーのようで、実は個人プレーの色が強い世界。「何でも自分でできるようになる」ことが、そのままキャリアアップの強みになります。
ごりへい
ごりへい

現在も評価が高く、不動産業界で働く人の定番実務書の一冊として安定しておすすめできる本です。

 

6.『最新版〈2時間で丸わかり〉不動産の税金の基本を学ぶ』

ポイント

不動産のお客様は、立地や間取り、利回りには強い関心を持っていても、税金についてはほとんど勉強していないのが現実です。

だからこそ、不動産営業が税金を「通訳」できるかどうかで、提案の説得力や信頼度は大きく変わります。

本書は、「税理士レベルの専門書」ではなく、営業現場で“最低限ここは押さえておくべきライン”を非常にわかりやすく示してくれる一冊です。

向いている人

  • 不動産営業として、税金の説明に不安を感じている人
  • お客様の質問に「専門家に聞いてください」と言わずに済ませたい人
地主さんとの会話で税金の話が出ることは珍しくありません。そこで話が噛み合うかどうかで、信頼の度合いが変わりますね。
ごりへい
ごりへい

ただし、具体的な税額計算は税理士の領域です。不動産営業には、全体像を理解し説明できる知識が求められます。

 

 不動産投資を始めたい人・投資視点を知りたい人向け

不動産を「買う側・投資する側」の視点で、冷静に判断する力を養える本を集めました。

7.『不動産業者に負けない24の神知識(正直不動産公式副読本)』

『正直不動産』を読んで「なるほど」で終わらせたくない人向けの一冊。

漫画で出てきた論点を、実務目線で整理してくれるので、現場の会話やニュースが一段わかるようになります。

向いている人

  • 『正直不動産』を読んで、もう一歩踏み込みたくなった人
  • 漫画で知った話を、現実の知識として整理したい人
正直不動産ファン向けの「答え合わせ」みたいな本。漫画を読んでから手に取ると、理解が一気に深まります。
ごりへい
ごりへい

2冊目もでてるので、こちらもおすすめです。

 

8.『誰でも儲かる、わけがない|初めての不動産投資必勝ルール』

不動産投資の本というより、「不動産投資に振り回されないための本」という位置づけがしっくりきます。

YouTubeでワンルーム投資に警告を出し続けている著者だからこそ、セミナーや営業トークでは語られない“地雷ポイント”がはっきり書かれています。

「儲かる方法」よりも、「やってはいけない判断」を先に知りたい人には特におすすめです。

向いている人

  • 不動産投資に興味はあるが、まだ一歩踏み出せていない人
  • ワンルーム投資や「誰でも儲かる系」の話に違和感がある人
  • 営業トークや投資セミナーを冷静に見抜ける目を持ちたい人
派手な成功談はありませんが、その分かなり現実的です。「この本を読んで投資をやめた」なら、それはむしろ正解だと思います。
ごりへい
ごりへい

 

9.『無敵になれる不動産投資〈表〉と〈裏〉教科書』

この本の強みは、「儲かるかどうか」を数字で説明している点にあります。

物件選びだけでなく、決算書の読み方、節税の考え方、銀行が評価するポイントまで踏み込んでおり、不動産投資を「事業」として捉えたい人には特に刺さります。

ボリュームはありますが、通読よりも辞書的に何度も読み返す使い方がおすすめです。

向いている人

  • 不動産投資を感覚ではなく数字で理解したい人
  • 手残りキャッシュや節税まで含めて考えたい人
  • 初心者を脱して、次の段階に進みたい投資家
「物件が良ければ儲かる」ではなく、「数字を理解している人が残る」世界だと実感させられる一冊です。
ごりへい
ごりへい

 

10.『リスクを極限まで抑えて儲ける「空き家・古家」不動産投資』

派手な成功談よりも、「なぜ地方の空き家が成立するのか」という構造を理解させる内容です。

都心物件の価格高騰に違和感を覚えている人にとって、「別の土俵で戦う」という選択肢を現実的に提示してくれます。

不動産投資というより、小さな不動産事業をどう作るかという視点で読むと、得るものが多い一冊です。

向いている人

  • 都心の不動産価格に違和感を感じている人
  • 少額から不動産投資を始めたい人
  • 空き家・地方物件の可能性を冷静に検討したい人
「利回りが高い」よりも、「なぜその物件が成り立つのか」を考える視点が身につきます。
ごりへい
ごりへい

 

その他のおすすめ

実務・投資に役立つだけでなく、不動産を広い視点で考えさせてくれる書籍を紹介します。

11.『マンションバブル41の落とし穴』

不動産投資のノウハウ本というより、「マンション購入で失敗しないための警告書」という位置づけが近いです。

今が高値圏だからこそ、「なぜそのマンションが選ばれるのか/選ばれなくなるのか」を冷静に考える視点を与えてくれます。

購入目的が自宅でも投資でも、“買ってから後悔しないか”を判断する材料として有効です。

向いている人

  • マンション購入を検討しているが、今の価格に不安がある人
  • 新築・タワマン・リノベ物件を冷静に比較したい人
  • 「資産価値が落ちにくいマンション」を知りたい人
「今は買い時なのか?」ではなく、「それは本当に選ばれ続ける物件か?」と考えさせられる一冊です。
ごりへい
ごりへい

 

12.『限界ニュータウン|荒廃する超郊外の分譲地』

不動産を「点」ではなく、人口・交通・インフラを含めた「街全体」で見る視点が身につきます。

投資判断だけでなく、売買・管理・エリア選定に関わる人にとっても、不動産の“前提条件”を問い直してくれる一冊です。

向いている人

  • エリアや立地を重視する不動産実務に関わる人
  • 郊外・分譲地・ニュータウンの将来性に関心がある人

著者は、YouTubeチャンネル「限界ニュータウン探訪記」でも知られる人物。

動画では語られない背景や当事者の葛藤まで、本書では踏み込んで解説されています。
ごりへい
ごりへい

 

まとめ:良著を読んで知識を深めよう

いかがでしたか?

不動産関係の書籍は数が多く、良書もたくさんある分、「結局どれを読めばいいの?」と迷ってしまいがちです。

そんなときは、今回ご紹介した本の中から、今の自分の立場や目的に合いそうなものを、ぜひ手に取ってみてください。

とくに、不動産業界を目指している人、すでに働いている人、そして不動産投資を考えている人・実践している人にとって、経験者の視点が詰まった本は、まさに情報の宝箱です。

知識を身につけることで、不動産業界という海千山千の世界でも、流されずに判断できる力が養われます。

なお、この記事のおすすめ本は、今後も随時追加していく予定です。

気になる方は、ぜひまたチェックしてみてください。

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