
まず結論からお伝えすると、ファイナンシャル・プランニング技能検定(以下、FP試験)は、CBT試験(パソコン試験)としてインターネットから申し込みを行います。
FP試験は、宅建のように「年1回・会場受験」ではなく、自分で受験日・会場を選べるのが大きな特徴です。
とはいえ、実際に申し込むとなると、
🙍♀️「いつから申し込めるの?」
🙍♂️「紙の願書はある?写真は必要?」
と不安になりますよね。
この記事では、FP試験(CBT方式)の申込方法・当日までの流れ・持ち物を、できるだけシンプルに解説します。
👉 FP試験そのものの概要や難易度について知りたい方は、先にこちらをご覧ください。
本記事では、「申し込み」に特化して、受験当日までの流れをサクッと把握できるようにまとめています。
初めてFP試験を受ける方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の注意点
- FP1級は試験方式が異なるため、本記事ではFP3級・FP2級(CBT試験)のみを解説しています。
- 個人受検者が最も多い「日本FP協会」実施の試験を対象としています(きんざいは解説していません)。
FP試験(CBT)の申し込み〜合格までの流れ
FP試験(CBT方式)は、受験者が自分の都合に合わせて受験日を選べる試験です。
年に決まった試験日はなく、空席があれば原則いつでも受験可能なのが特徴です。(※ただし、年に数回の休止期間があります。)
まずは全体像をサッと把握しておきましょう。
| タイミング | やること |
|---|---|
| 随時 | CBT試験の申込み(CBT申し込みサイト) |
| 申込み時 | 受験日・会場を選択し、その場で予約確定 |
| 受験日当日 | 全国のCBTテストセンターで受験 |
| 試験終了直後 | スコアレポートで得点状況を確認(正式な合否は翌月中旬に確定) |
| 合格発表後 | 合格者に合格証書が郵送される |
▶ 公式サイトはこちら
FP試験(CBT方式)の申し込み方法
FP試験(ファイナンシャル・プランニング技能検定)は、CBT方式(パソコン試験)で実施されます。
宅建試験のように「年1回・一斉試験」ではなく、自分で受験日・会場を選んで受験できるのが大きな特徴です。
ここからは、FP試験の申し込み手順をステップごとに解説します。
1.申込期間を確認する
FP試験(CBT方式)は、年間を通して随時申し込みが可能です。
ただし、CBT試験ならではのルールがあるため、以下の点は押さえておきましょう。
FP試験(CBT)の申込期間のポイント
- 申込みは通年受付(休止期間を除く)
- 受検日は原則3日前まで予約可能
- 土日祝日や都市部の会場は早めに満席になる
- FP2級は受験資格あり(3級合格・実務経験・AFP認定研修修了など)
2.CBT試験のインターネット申し込みの流れ
FP試験の申し込みは、日本FP協会が指定するCBT試験申込サイトから行います。
大まかな流れは次の通りです。
FP試験(CBT)申込みの基本ステップ
- CBT試験申込サイトにアクセス
- メールアドレスを登録し、受検者アカウントを作成
- 受験級(FP3級・FP2級)を選択
- 受験会場・受験日時を選択
- 受験料を支払う(クレジットカード・コンビニ等)
- 申込完了メールを確認・保存
FP試験では、顔写真の提出は不要です。
ネット環境とメールアドレス、支払い手段があれば、5分程度で申し込みが完了します。
CBT申込みで注意したいポイント
- 受験級(FP3級・FP2級)を間違えない
- 支払い完了をもって申込み完了となる
- 申込完了メールは受験当日まで必ず保存しておく
3.試験当日の流れ(CBT試験)
CBT方式のFP試験は、全国のテストセンターで実施されます。
試験当日の基本的な流れ
- 予約時間の10〜15分前に会場へ到着
- 本人確認書類を提示
- ロッカーに私物を預ける
- 試験開始(パソコン操作)
- 試験終了後、スコアレポート(得点状況)を確認
※試験終了後に表示されるのは得点状況(スコアレポート)であり、正式な合否は受検日の翌月中旬に発表されます。
4.当日の持ち物
当日に必ず必要なもの
- 顔写真付きの本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
持ち込みできないもの(注意)
- 電卓(計算は試験画面上の電卓を使用)
- 筆記用具(メモ用紙・ペンは会場で貸出)
- 腕時計(パソコン画面に残り時間が表示されます)
- スマートフォン・参考書などの私物
👉公式ページより
試験中は身一つでパソコンブースに入るイメージです。
申込み前に確認|学科と実技は同日?別日?
FP試験はCBT方式のため、学科と実技を同日・別日どちらでも受験可能です。
どちらが向いているかは、「受験級(3級・2級)」や「勉強スタイル」によって変わります。
詳しい判断基準や体験談は、こちらの記事で解説しています👇
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短期間でFP試験に合格する方法

FP試験は、CBT方式のため、自分の勉強時間に合わせて受験ができる資格です。
それなら短時間でサクッと合格をしたいですよね。
ここでは、特に実践しやすい2つの勉強スタイルを紹介します。
スキマ時間を活かす(忙しい社会人向け)
通勤中・休憩時間・家事の合間など、スキマ時間を使った動画・音声学習はFP試験と相性抜群です。
👉 詳しくはこちら
体系的に学びたい人は通信講座もおすすめ
FP試験は、税金・保険・年金・不動産など範囲が広いため、独学だと「全体像がつかめない」と感じる人も多いです。
特に2級まで視野に入れている方には、通信講座の活用がおすすめ。
まとめ:この記事を読んだあなたがやること

最後に、FP試験(CBT方式)の申し込みを簡単に整理します。
FP資格は、家計管理・資産形成・不動産・副業にも活かせる実用資格です。
CBT方式なら、思い立ったタイミングで挑戦できます。
まずは試験日を決めて、第一歩を踏み出してみましょう。
あなたのFP試験合格を心から応援しています。
