賃貸不動産経営管理士

賃貸不動産経営管理士に合格したら次に取るべきおすすめ資格5選【最短ルート解説】

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ボーイ
ボーイ
賃貸不動産経営管理士に合格したけど、次はどんな資格を取ればいいんだろう?

賃貸不動産経営管理士(賃管)は、賃貸管理のプロとしてキャリアの大きな土台になる資格です。

とはいえ、いざ合格してみると……

🙍‍♂️「このあと何を勉強すればいいの?」

🙍‍♀️「賃管と相性のいい資格ってどれ?」

🙍‍♂️「効率よく取れる“ベストな順番”はある?」

と、“次の一手”に迷う人がとても多いのも事実です。

本記事では、賃管合格後におすすめの資格5つと、ムダなくステップアップできる取得の順番・受験時期を、実体験を交えながら分かりやすく解説します。

不動産業界は資格が収入や転職に直結する仕事です。私自身、資格取得で収入UPとキャリアの選択肢が一気に広がりました!
ごりへい
ごりへい

この記事を書いてる人

✔ 海外在住中に宅建を取得

✔ 賃管・管業をダブル合格

✔ FP2級も取得、お金の知識も活用

✔ 不動産業勤務・実務経験あり

「どの資格から取るべきか」「どんな戦略で受けると最短か」が分かる内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

賃管合格後に取るべき資格5選

まずは「どんな資格の選択肢があるのか」をざっくり押さえましょう。
ごりへい
ごりへい

賃管との相性・実務での使いやすさ・受験しやすさを踏まえて、特におすすめできるのは次の5つです。

賃管合格後におすすめの資格

  1. 賃貸住宅メンテナンス主任者
  2. 敷金診断士
  3. ファイナンシャルプランナー(FP2級)
  4. 宅地建物取引士(宅建)
  5. 管理業務主任者(管業)

ここでは、試験の概要(時期・受験方法)と、賃管との相性を中心に、1つずつ解説していきます。

 

1.賃貸住宅メンテナンス主任者

賃貸住宅メンテナンス主任者は、賃貸住宅の点検・修繕・劣化診断など、建物メンテナンスに関する知識を証明する民間資格です。

賃管が「管理の全体」を扱う資格だとすれば、賃貸住宅メンテナンス主任者は建物の“健康診断”に特化したイメージです。

👉公式ページはこちら

項目 内容
試験形式 IBT試験(自宅PCでオンライン受験可)
試験時期 随時(オンラインのため好きなタイミングで受験可能)
受験資格 特になし(誰でも受験可)
勉強時間の目安 約30〜50時間
おすすめ度 賃貸管理の現場でメンテナンスも担当する人に◎
  • 建物の劣化症状
  • 設備トラブルの原因
  • 点検・修繕の基本フロー

など、「現場でよくある悩み」を体系的に学べるのが大きな特徴です。

賃管に合格したあと、オンラインでサクッと受験できるため、モチベーションが高いうちに一つ資格を追加したい人にぴったりです。

賃管と一緒に名刺に載せることで「管理とメンテ両方できる人」という印象を与えられます!
ごりへい
ごりへい

 

2.敷金診断士

敷金診断士は、敷金精算・原状回復トラブルに特化した民間資格で、退去立会いやオーナー対応が多い方と非常に相性の良い資格です。

賃貸管理の現場では、

  • 「このクロスは借主負担?貸主負担?」
  • 「経年劣化はどこまで考慮すべき?」

といった相談が頻発しますが、敷金診断士はガイドライン・法令・判例に基づいて適切に判断できる知識を体系的に身につけられるのが特徴です。

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項目 内容
試験形式 全国200ヶ所のCBT会場でのPC試験(90分・4肢択一50問)
試験時期 随時受験可能(年末年始を除く)
受験資格 特になし
勉強時間の目安 約30〜50時間
おすすめ度 退去立会い・敷金精算・オーナー対応に関わる人に特におすすめ

国交省の「原状回復ガイドライン」だけでなく、民法・借地借家法・消費者契約法・区分所有法など、敷金精算に関わる幅広い法令を学べます。

建物の構造・設備・劣化といった建築系の基礎知識も身につくため、退去時のトラブルを根拠をもって説明できる力が確実に高まります。
ごりへい
ごりへい

賃管で学ぶ借地借家法や契約関係の知識と大きく重なるため、「賃管+敷金診断士」の組み合わせは賃貸管理の現場で最強クラスです。

 

3.ファイナンシャルプランナー(FP2級)

ファイナンシャルプランナー(FP)は、資産運用・保険・年金・税金・相続など、お金に関する知識を幅広く学べる資格です。

賃貸管理の現場でも、

  • 相続対策で賃貸経営を始めたいオーナー
  • 老後資金を考えた不動産投資
  • 保険・年金・不動産を含めたライフプラン相談

といった場面が増えているため、不動産+FPの組み合わせは非常に強力です。

項目 3級 2級
試験形式 CBT(随時) CBT(随時)
勉強時間の目安 50〜100時間 150〜300時間
合格率の目安 約70% 約40%
受験資格 誰でも受験可 3級合格者、AFP認定研修修了者など

FPの科目には「不動産」分野があり、賃管や宅建で学んだ権利関係・法令知識がそのまま得点源になるのも大きなメリットです。

ボーイ
ボーイ
FPって、不動産の仕事に本当に関係あるの?
めちゃくちゃ関係あります。賃貸経営・相続対策・不動産投資など、お金の相談を受ける機会が多い人ほどFPの知識は武器になりますよ。
ごりへい
ごりへい

FPについて詳しくはこちら

FP試験とは?|試験概要・試験範囲・合格率・勉強時間を詳しく紹介!

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FP

 

4.宅地建物取引士(宅建)

宅建は、不動産資格の中でも知名度・評価ともにトップクラスの国家資格です。

すでに宅建を持っている方も多いと思いますが、「賃管が先・宅建はまだ」という方は、ぜひ次の目標として宅建の取得を検討してみてください。

項目 内容
試験形式 マークシート50問
試験時期 毎年10月(年1回)
勉強時間の目安 300〜500時間
合格率の目安 約15〜20%
おすすめ度 不動産業界でのキャリアアップ・転職を考えている方に必須級

賃管で学んだ借地借家法・区分所有法・管理関連の知識は、宅建の権利関係や法令上の制限にも活かすことができます。

賃管→宅建の順番で学ぶと、「あ、このテーマは賃管でも出てきたな」と感じる部分が多く、完全な未経験から宅建を目指すよりも有利な状態でスタートできます。

宅建について詳しくはこちら

宅建とは?試験内容・勉強時間・勉強法・取得メリットまで徹底解説【初心者向けガイド】

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宅建

 

5.管理業務主任者(管業)

管理業務主任者

管理業務主任者(管業)は、マンション管理会社に必ず設置が義務付けられている国家資格です。

賃管が「賃貸住宅の管理」、宅建が「売買・賃貸仲介の取引」で活躍する資格だとすると、管業は「分譲マンションの管理」の中核を担う資格です。

項目 内容
試験形式 マークシート50問
試験時期 毎年12月第1日曜日
勉強時間の目安 300〜500時間
合格率の目安 約20%前後
おすすめ度 マンション管理会社・管理部門でキャリアアップしたい人に◎

出題範囲には、賃管で学んだ「権利関係」「建物・設備の基礎」「管理の実務」が多く含まれています。

特に、賃管で身につけた以下の知識は、管業でもそのまま活かせます。

  • 設備トラブル・建物劣化などの基礎知識
  • 借地借家法や民法など権利関係の考え方
  • 管理会社が担う日常管理の流れ

つまり、賃管→管業は学習範囲が“地続き”でつながっている資格ルートです。

そのため、宅建+賃管+管業のトリプルライセンスは「賃貸・分譲どちらも管理できる人材」として非常に評価されます。

管業について詳しくはこちら

「管理業務主任者」って、どんな資格?合格率、受験者数、難易度を解説

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\管業の合格率が71%‼全国平均の3.34倍‼

 

賃管試験後にこう取れ!おすすめの資格取得ルートと時期

ボーイ
ボーイ
資格の種類は分かったけど、結局どの順番で取るのが一番効率いいの?
ここからが本題です。賃管の試験時期を踏まえて、「ムダなくステップアップできる順番」を紹介しますね。
ごりへい
ごりへい

賃管試験は毎年11月第3日曜日に実施されます。

試験後〜翌年末くらいまでを視野に入れると、次のようなルートがとても効率的です。

賃管合格後のおすすめ取得ルート

  1. 12〜1月:賃貸住宅メンテナンス主任者&敷金診断士
  2. 2〜6月:ファイナンシャルプランナー(FP2級)
  3. 7〜10月:宅建(未取得者)/ 管理業務主任者(宅建保持者)

順番に見ていきましょう。

 

ステップ1:12〜1月に「短期で取れる資格」を一気に押さえる

賃管の試験が終わった直後は、勉強の習慣がまだ残っているゴールデンタイムです。

ここでいきなり難関資格に向かうより、短期間で合格しやすい資格を2つほど取ってしまうのがおすすめです。

  • 賃貸住宅メンテナンス主任者(オンライン)
  • 敷金診断士(CBT)

いずれも勉強時間は30〜50時間程度が目安で、賃管の知識を土台にしながら無理なく合格を狙えるレベルです。

この2つを「年内〜年明け」に取っておくと、プロフィールや名刺に載せられる肩書きが一気に増えます。

年内にもう1つ資格を取っておけば、「今年は頑張った!」って自信にもつながります。
ごりへい
ごりへい

 

ステップ2:2〜6月に「FP2級」でお金の教養を固める

短期で取りやすい資格を押さえたら、次はFP2級に挑戦します。

FPはCBT(コンピュータ試験)で随時受験できるため、自分のペースで勉強しやすいのが特徴です。

  • 2〜3か月:3級レベルの範囲をざっくり押さえる
  • そのまま2級範囲に広げる
  • 仕事や家庭の都合に合わせて試験日を調整

賃管・宅建で「不動産」に強くなり、FPで「お金全体」に強くなることで、オーナーや顧客からの相談にワンランク上の提案ができるようになります。

 

ステップ3:7〜12月に「宅建 or 管業」で一気にランクアップ

最後のステップは、

  • 宅建を持っていない人 → 10月の宅建試験
  • 宅建をすでに持っている人 → 12月の管理業務主任者試験

という分かれ道です。

ボーイ
ボーイ
宅建も管業も持ってない場合は、どっちから先に取るのがいい?
基本は「宅建→管業」の順番をおすすめします。宅建の方が基礎となる法律・権利関係の範囲が広いので、管業の学習がスムーズになりますよ。
ごりへい
ごりへい

 

各資格の勉強方法まとめ(比較表)

このパートでは、賃管合格後に検討すべき資格について、試験方式・勉強時間・おすすめ勉強方法を一覧で比較します。

まずは全体像として、負担感や勉強スタイルの違いをサッと把握できるようにまとめました。

資格名 試験方式 勉強時間の目安 おすすめ勉強方法
賃貸住宅メンテナンス主任者 自宅オンライン可 30〜50時間 公式テキスト+独学
敷金診 断士 CBT 30〜50時間 公式テキスト+独学
FP2級 CBT 150〜300時間 独学 or 通信講座
宅建 ペーパー試験 300〜500時間 通信講座で体系的に学習
管理業務主任者 ペーパー試験 300〜500時間 通信講座で体系的に学習

賃貸メンテナンス主任者と敷金診断士は、いずれも公式テキストが充実しているため独学で十分合格を狙えます

FP2級は独学での合格も可能ですが、「短期間で確実に取りたい」「お金の知識を体系的に学びたい」という場合は通信講座が効率的です。

👉 FPおすすめ通信講座はこちら(作成中)

一方、宅建と管理業務主任者は合格率20%前後の難関資格です。

独学だけだと挫折しやすいため、最初から通信講座で体系的に勉強するのがおすすめです。

👉 宅建おすすめ通信講座はこちら

👉管業おすすめ通信講座はこちら

 

まとめ|賃管合格後は「短期資格+FP+宅建or管業」で一気にステップアップしよう

最後に、本記事の内容をおさらいしておきます。

賃管合格後におすすめの資格5選

  1. 賃貸住宅メンテナンス主任者:建物メンテナンスの基礎を押さえ、オンラインでサクッと取れる
  2. 敷金診断士:原状回復・敷金精算トラブルに強くなる実務向き資格
  3. FP2級:不動産+お金の知識で、オーナー・顧客の相談に広く対応できる
  4. 宅建:不動産業界での評価が高い王道資格。賃管との相性も◎
  5. 管理業務主任者:分譲マンション管理の中核資格。宅建とのダブルライセンスが強い

おすすめの資格取得ルート

  1. 12〜1月:賃貸住宅メンテナンス主任者+敷金診断士
  2. 2〜6月:FP2級(CBTで随時受験)
  3. 7〜10月:宅建(未取得者)
  4. 10〜12月:管理業務主任者(宅建保持者)

賃管に合格した今は、キャリアの選択肢を一気に広げる大きなチャンスです。

これらの資格を積み重ねることで、業界内での評価や転職市場での強みも確実に上がっていきます。

不動産業界でのキャリアアップや転職を検討している方は、 宅建ジョブエージェントに無料相談してみましょう。

-賃貸不動産経営管理士