宅建でできるおすすめ副業5選｜在宅・情報発信・民泊まで“宅建で稼ぐ方法”を徹底解説

ガール

宅建に合格したけど、本業とは別に「副業」としても活かせないかな？

宅建は、不動産業界での転職やキャリアアップに役立つ資格。

さらに、本業とは別に収入源を増やす「副業」との相性もかなり良い資格です。

とはいえ、ネットを見ていると、こんな不安や疑問も出てきませんか？

せっかく時間をかけて合格した宅建資格。

危ない橋を渡るのではなく、現実的でリスクの少ない副業で活かしたいですよね。

私自身も、宅建をきっかけに不動産系ブログや情報発信を始めて、本業とは別の収入源を作ることができました。

ごりへい

この記事を書いてる人

ごりへい

✔ 海外在住中に宅建を取得

✔ 賃管・管業をダブル合格

✔ FP2級も取得、お金の知識も活用

✔ 不動産業勤務・実務経験あり

この記事では、宅建資格を副業に活かす方法を、次の5つに絞って紹介します。

後半では、名義貸しのリスクや会社の副業規定、確定申告の注意点もまとめています。

「宅建を副業に活かしたい」「将来のために収入源を増やしたい」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

宅建資格でできる副業おすすめ5選

1. オンライン重要事項説明

近年増えてきたのが、オンラインでの重要事項説明（IT重説）のスポット業務です。

繁忙期などに、不動産会社から「土日だけ重説担当してほしい」といった依頼が来るケースがあります。

メリットとしては、

といった点が挙げられます。

ただし、実務経験のない宅建士がいきなり重説だけを副業で請け負うのはおすすめしません。

重要事項説明は「説明すれば終わり」ではなく、内容の調査・理解・リスク説明まで含めて宅建士の責任です。

ごりへい

そのため、重説バイトは、本業で不動産会社に勤務していて、日常的に契約・重説に関わっている人に向いている副業と考えた方が安全です。

2. 不動産系ブログ

宅建と相性が抜群なのが、不動産系ブログやメディア運営です。

ブログのテーマ例としては、

など、宅建で学んだ法律や実務経験を、「読者の悩みを解決する記事」に変換していくイメージです。

広告やアフィリエイトと組み合わせれば、

• 不動産会社への資料請求
• 引っ越し・賃貸・売却査定サービス
• 資格講座（宅建・賃管・FPなど）の紹介

といった形で、記事が資産のように収益を生み続けてくれます。

私も、宅建・賃管・管業などの経験を記事にしたことで、合格を目指す読者からのアクセスと広告収入につながりました。

ごりへい

即金性は高くありませんが、コツコツ積み上げるストック型の副業としては、宅建との相性が非常に良いジャンルです。

3. 不動産系YouTube・SNS

ブログと並んでおすすめなのが、YouTubeやTikTok、Instagram、X（旧Twitter）での情報発信です。

たとえば、

など、宅建で学んだ法律＋実務経験＋自分の意見を、「話して伝える」形でコンテンツ化していきます。

動画やSNSの良いところは、拡散性が高く、ハマれば一気に認知が広がり、チャンネル登録・フォロワーが増えるほど、案件依頼や広告収入につながるという点です。

最初は収入にならなくても、「不動産×情報発信」の実績は将来のキャリアにもプラスになります。

4. 民泊の運営

民泊や簡易宿所の運営も、宅建の知識を活かしやすい副業です。

たとえば、

など、小さなスケールから「半分ビジネス・半分投資」のような形で始めることもできます。

民泊運営では、

• 賃貸借契約やサブリース契約の内容
• 用途地域や建築基準法、消防法などの規制
• 近隣トラブルを防ぐためのルール設計

といった点をきちんと理解しておく必要があり、宅建の知識がそのままリスク管理に直結します。

実際に、私の知人も民泊物件の購入・運営をきっかけに宅建を取得。

ごりへい

契約書や法的リスクを自分で判断できるようになった結果、投資判断のスピードと質が大きく上がったそうです。

初期費用や許認可のハードルはありますが、「小さく不動産ビジネスを始めたい人」には有力な選択肢になります。

5. 不動産投資

最後は不動産投資です。

一般的には「副業」というより資産運用・資産形成のカテゴリーですが、宅建との相性が非常に良い「稼ぎの柱」のひとつです。

宅建の知識があることで、

といったメリットがあり、失敗しやすい不動産投資のリスクをかなり下げられます。

宅建を持っているからこそ、「危ない物件を避ける目」を手に入れられるのは、大きなアドバンテージです。

ごりへい

「副業的に収入を増やしつつ、長期的には資産を作っていきたい」という方にとって、宅建×不動産投資の組み合わせはとても相性の良い選択肢です。

あなたに合うのはどれ？宅建副業5選を一目で比較

宅建を活かして「結局まず何を始めればいいの？」という方には、不動産系ブログが特におすすめです。

初期費用ほぼゼロで始められ、記事が増えるほどアクセスが安定し、月5万円のストック収入を狙えるのが最大の魅力です。

在宅でコツコツ進められるため、本業が忙しい会社員の副業として最も相性が良いジャンルでもあります。

ごりへい

「リスクを抑えて小さく始めたい」「まずは自分のペースで副業を試したい」という方は、まずブログから始めてみるのが間違いありません。

副業ってやる意味ある？データで見る“当たり前”の時代に

出典：Job総研『2025年 副業・兼業の実態調査』

「副業って本当にやる意味あるの？」という疑問を持つ方も多いと思います。

しかし調査データを見ると、すでに約4割（39.2%）が副業経験あり。

さらに、

合わせて66％以上の人が副業に前向きという結果でした。

物価高・給料の伸び悩みなどもあり、今は「会社の収入だけに頼りきる」時代ではありません。

宅建の知識は、収入源を増やすための強力な武器になります。

宅建を副業に活かす前に知っておきたい注意点

副業の選択肢が見えてくると、つい「とりあえず何かやってみよう」と動きたくなりますが、宅建ならではの注意点もいくつかあります。

ここでは、始める前に必ず押さえておきたいポイントをまとめておきます。

名義貸しは絶対NG（資格停止のリスクも）

宅建士の副業で、とくに注意しなければならないのが「名義貸し」です。

といった行為は、宅建業法違反となり、最悪の場合は宅建士資格の登録取消し・業務停止といった重い処分につながります。

「土日だけ在籍扱いで登録してくれたら、月◯万円払いますよ」みたいな求人は、基本的に要注意です。

ごりへい

宅建資格を長く活かしたいなら、楽な小遣い稼ぎよりも、合法かつ実務に沿った副業を選ぶことが大切です。

実務経験なしでいきなり重説バイトは危険

先ほど紹介したオンライン重説バイトは、条件が合えば魅力的な副業です。

しかし、

• 不動産業界で働いた経験がない
• 重要事項説明書や契約書を業務として扱ったことがない

といった状態で、いきなり重説だけ請け負うのはリスクが高いと言えます。

重要事項説明は、書類にサインするだけの作業ではなく、説明内容に責任を持つ行為です。

分からないまま説明して重大な事項を見落とした場合、トラブルや損害賠償のリスクもゼロではありません。

ごりへい

本業で不動産に関わっていない方は、まずはブログ・SNS・不動産投資など、リスクの低い副業から始めるのがおすすめです。

一定以上稼ぐなら確定申告が必要

副業で収入が増えてくると、税金（確定申告）の問題も避けて通れません。

目安としては、

• 本業が会社員の場合：副業所得が年間20万円を超えると確定申告が必要
• 個人事業として副業をする場合：開業届を出して青色申告を検討

などがポイントになります。

「まだそんなに稼いでいないから大丈夫でしょ」と放置していると、あとからまとめて対応するのが大変になるので、早めに仕組みを整えておくのがおすすめです。

まとめ｜宅建は「本業＋副業＋資産形成」を支える強力な武器

いかがでしたか？

この記事では、宅建資格を副業に活かす方法として、次の5つを紹介しました。

宅建は「不動産会社で働くための資格」というイメージが強いかもしれませんが、実は、

• 在宅でできる情報発信（ブログ・SNS）
• 小さな不動産ビジネス（民泊・簡易宿所）
• 将来の資産形成（不動産投資）

といった形で、本業の外でも大きな価値を発揮する資格です。

「今すぐ会社を辞めるつもりはないけれど、将来に備えて収入源を増やしたい」という人にこそ、宅建を副業や投資と組み合わせて活かしてほしいと感じています。

ごりへい

宅建に合格したこと自体が、すでに大きな「武器」です。

あとはその武器を、どこでどう使うかを考えていくだけ。

あなたの宅建資格が、本業だけでなく「副業」「資産形成」の面でも、大きな支えになりますように。