
賃貸不動産経営管理士は、2021年に国家資格に認定され、不動産業界で非常に注目を集めています。
賃貸物件の管理を行う会社にとって、今や欠かせない資格となっています。
近年では、資格保持者に手当を支給する企業も増えるなど、その重要性が一段と高まっています。
宅建と比べると若干取得しやすい資格ではありますが、試験は年々難化しており、合格率も下がってきています。
そのため、資格取得を考えている方には早めの取得をおすすめします。
👉筆者の受験体験談はこちら。
この記事では、賃貸不動産経営管理士の合格率や受験者数、難易度などの詳細に触れつつ、具体的な試験対策についてもご紹介していきます。
賃貸不動産経営管理士とは?どんな資格で何に役立つ?

賃貸不動産経営管理士は、「賃貸住宅の管理業務に関する専門知識」を持つことを証明する国家資格です。
200戸以上の賃貸住宅を管理する事業者では、賃貸不動産経営管理士を「業務管理者」として配置することが法律で義務付けられています。
(参照:賃貸不動産経営管理士協議会 公式サイト)
そのため、
- 賃貸管理会社で働く人
- 不動産管理部門への配属・昇進を目指す人
- 将来、賃貸管理に関わりたい人
にとって、実務と直結した評価されやすい資格となっています。
合格後の活かし方(仕事・転職・業務管理者)を詳しく知りたい方はこちら。
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賃貸不動産経営管理士の試験内容は?

賃貸不動産経営管理士試験は、賃貸住宅の「管理業務」に必要な実務知識・法令知識を幅広く問う試験です。
試験は50問・試験時間120分・ 四肢択一で実施され、講習修了者は5問免除(45問)となります。
賃貸不動産経営管理士の試験分野(出題範囲)
- 管理受託契約に関する事項
- 管理業務として行う賃貸住宅の維持保全に関する事項
- 家賃、敷金、共益費その他の金銭の管理に関する事項
- 賃貸住宅の賃貸借に関する事項
- 法に関する事項
- その他、管理業務その他の賃貸住宅の管理の実務に関する事項
見ての通り、契約・お金・建物管理・入居者対応・法令まで一通りカバーされるのが特徴です。
暗記だけで押し切るよりも、「管理の流れ」をイメージしながら学ぶほうが理解が早く、得点にもつながります。
仕組みが少し複雑で、実務でもトラブルが起きやすい分野なので、試験でも問われやすいポイントになっています。
まずは全体像をつかむなら、YouTubeで「耳学習」するのも効果的です。
スキマ時間に要点を押さえたい方は、合格者が選んだおすすめ動画をまとめたので参考にどうぞ。
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賃貸不動産経営管理士の試験日・申込期間・合格発表は?

試験日、試験時間、合格発表などは以下のとおりです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 試験日時 | 毎年11月の第3日曜日 令和7年は11月16日(日) |
| 試験時間 | 13:00 ~ 15:00(120分間) |
| 試験会場 | 全国38地域(申込時に選択) ※試験会場は選べません。 |
| 受験手数料 | 12,000円 |
| 試験の一部免除 | 免除講習修了者は5問免除(50→45) ※2年度有効(修了年度+翌年度) |
| 受験要件 | 日本国内居住者なら年齢、性別、学歴等の制約なし |
| 受験申込 | 8月上旬~ 9月下旬ごろまで |
| 合格発表日 | 12月下旬 |
試験は毎年11月の第三日曜日に行われますが、詳細は例年3月下旬から4月上旬にかけて発表されます。
詳しくは公式ページをチェックしましょう。(賃貸不動産経営管理士公式ページ)
申込手順を「迷わず」進めたい方は、流れをまとめた記事も用意しています。
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賃貸不動産経営管理士の受験者数・合格率の推移

このパートでは、受験者数と合格率の推移を紹介します。
👉 直近試験の合格速報(合格点・合格率)はこちら。
受験者数・合格率の推移
2016年からの受験者数と合格率の推移をまとめました。
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2016年(平成28年) | 13,149名 | 7,350名 | 55.9% |
| 2017年(平成29年) | 16,624名 | 8,033名 | 48.3% |
| 2018年(平成30年) | 18,488名 | 9,379名 | 50.7% |
| 2019年(令和元年) | 23,605名 | 8,698名 | 36.8% |
| 2020年(令和2年)※40問→50問へ | 27,338名 | 8,146名 | 29.8% |
| 2021年(令和3年)※国家資格化 | 32,459名 | 10,240名 | 31.5% |
| 2022年(令和4年) | 31,687名 | 8,774名 | 27.7% |
| 2023年(令和5年) | 28,299名 | 7,894名 | 27.9% |
| 2024年(令和6年) | 30,194名 | 7,282名 | 24.1% |
| 2025年(令和7年) | 31,792名 | 9,370名 | 29.5% |
2020年の問題数増加(40問→50問)や、2021年の国家資格化を機に受験者数が増え、近年は合格率も2〜3割台で推移しています。
5問免除(45問)の合格率は?
賃管の試験には「5問免除」という制度があります。
特定の講習を修了すると、試験の問題数が50問→45問となります。
そのため、5問免除の受験者は合格率がやや高めに出る傾向があります。
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格点(45問中) | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 令和3年度(2021年度) | 10,390名 | 3,738名 | 35点 | 36.0% |
| 令和4年度(2022年度) | 11,306名 | 3,475名 | 29点 | 30.7% |
| 令和5年度(2023年度) | 11,449名 | 3,700名 | 31点 | 32.3% |
| 令和6年度(2024年度) | 11,763名 | 3,489名 | 30点 | 29.7% |
| 令和7年度(2025年度) | 13,397名 | 4,898名 | 33点 | 36.6% |
メリット・費用・注意点(有効期間)や体験談は、以下の記事で詳しくまとめています。
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賃貸不動産経営管理士の難易度

| 資格名 | 合格率(目安) | 勉強時間(目安) |
|---|---|---|
| 賃貸不動産経営管理士 | 約30% | 200〜300時間 |
| 宅建 | 約15% | 400〜600時間 |
| 管理業務主任者 | 約20% | 300〜500時間 |
| マンション管理士 | 約13% | 500〜700時間 |
| FP2級 | 約40% | 150〜300時間 |
賃貸不動産経営管理士は国家資格化後、合格率はおおむね2〜3割前後で推移しています。
宅建よりは取りやすい一方、出題範囲は広いため、200〜300時間(1日2時間×3〜5カ月)を目安に計画的に対策するのがおすすめです。
試験範囲が宅建・管理業務主任者と重なる部分が多く、効率よく進めればダブル受験・トリプル受験も狙えます。
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賃貸不動産経営管理士へ合格の早道は「アガルート」

出典:アガルート
賃貸不動産経営管理士は独学でも合格を目指せる資格ですが、効率的に学習を進めたい方には通信講座の「アガルート」がおすすめです。
アガルートの講座は、試験の重要ポイントに絞った内容で無駄なく学べるのが魅力。
動画講義はスマホやタブレットで視聴でき、スキマ時間を有効活用できます。
さらに、豊富な問題演習と丁寧な解説が試験対策を強力にサポートしてくれます。
また、合格特典として受講料が全額返金される制度があり、モチベーションアップにもつながります。
独学では不安な方や、短期間で確実に結果を出したい方は、ぜひアガルートをチェックしてみてください!
だからこそ、アガルートを使うことで効率的に学べます。
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この記事のまとめ

賃貸不動産経営管理士は、2021年に国家資格として認定され、不動産業界で注目を集める資格です。
この資格を取得することで、賃貸物件の管理業務における専門性を証明でき、資格手当の支給やキャリアアップにもつながる可能性があります。
試験は宅建より取得しやすいと言われていますが、年々難化しているため、早めの挑戦が合格への近道です。
また、公式テキストが1,000ページ以上と膨大で、効率的な学習計画が必要です。
アガルートでは、試験の重要ポイントを効率よく学べる講義や、豊富な問題演習、合格特典などが提供されており、受験者の強い味方となります。
これから賃貸不動産経営管理士を目指す方は、ぜひこの記事を参考にして効率的な学習を進めてください。
合格を目指して、頑張りましょう!