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景品表示法・不動産の表示に関する公正競争規約|宅建攻略ノート

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景品表示法・不動産の表示に関する公正競争規約|宅建攻略ノート

📚 宅建攻略ノート|景品表示法・表示規約
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🎯 このページについて

「景品表示法・不動産の表示に関する公正競争規約」は、宅建試験の5問免除科目のひとつで、毎年ほぼ問47で1問出題されます。

出題されるのは広告表示のルールで、範囲は広いものの、問われる論点は徒歩所要時間・新築の定義・二重価格・おとり広告・特定事項の明示・予告広告に集中しています。

覚える数字とキーワードを絞れば、5問免除を受けない方でも得点源にしやすい論点です。

このページでは、過去問で実際に問われたルールだけを整理します。

 

📌 30秒で分かる「景品表示法・表示規約」

⏱ 距離・所要時間の表示

項目 ルール
徒歩所要時間 道路距離80mにつき1分で算出し、1分未満の端数は切り上げる。実際に歩いた時間ではない
団地と駅の距離 駅から最も近い地点と最も遠い地点の双方を起点とした数値を表示。数区に分けて取引するときは各区分ごとに算出
電車・バスの所要時間 平常時だけでなく朝の通勤ラッシュ時の所要時間も明示する
近隣の施設まで スーパー・商業施設等は原則徒歩による所要時間の明示が必要(自転車の所要時間では代替できない)

📊 「新築」の定義・新発売

項目 ルール
新築の要件 建築後1年未満かつ未入居の両方を満たすもの
買い取って再販 建築後1年未満・未入居なら「新築」と表示できる
1年以上経過 未入居でも新築とは表示できない
一棟リノベーションマンション 初めて購入の申込み勧誘を行うときは「新発売」と表示できる

🚫 二重価格表示(値下げの併記)

項目 ルール
比較対照価格 過去に実際に販売価格として公表していた価格を用いる
期間の要件 値下げ前に2か月以上公表し、値下げ後6か月以内に表示する
表示すべき事項 値下げ前価格の公表時期・値下げの時期も表示が必要

❗ おとり広告・特定事項の明示義務

項目 ルール
おとり広告 取引する意思がない・取引できない物件の広告は不当表示(実在しても、契約済みでもNG)
建築条件付土地 取引対象が土地であること・条件の内容・条件不成就のときの措置を明示
市街化調整区域内の土地 その旨に加え建築できない旨も明示
路地状部分(敷地延長) 土地面積のおおむね30%以上を占めるとき、その旨と割合又は面積を明示
セットバック部分 おおむね10%以上のとき、その面積を表示
古家・廃屋 古家が住宅として使用可能なら「売地(古家あり)」と表示して販売可。廃屋の存在は明示が必要

📣 予告広告と本広告・その他

項目 ルール
予告広告 価格未確定で直ちに取引できない物件について、取引開始時期をあらかじめ告知する広告。建築確認前は広告できない
本広告の媒体 予告広告を折込チラシで行っても、本広告の媒体に制限はない
新設予定の駅・停留所 運行主体が公表していれば、新設予定時期を明示して表示できる
物件名への名称使用 街道は直線距離50m以内、旧跡等は直線距離300m以内のとき用いることができる
管理費・修繕積立金 全戸表示が困難なら最低額と最高額を表示(最高額のみ・平均額での表示は不可)
専有面積・取引態様 専有面積は最小・最大の表示で足りる。取引態様は「売主・貸主・代理・媒介(仲介)」の別で表示(「直販」「委託」等は不可)

 

🚨 宅建試験で頻出のひっかけ10選

過去の本試験で実際に使われた「ひっかけ」を、1枚ずつカードで整理します。

❌ ひっかけ① 「徒歩時間は1分未満の端数を切り捨てて表示する」

正解:道路距離80mにつき1分で算出し、1分未満の端数は切り上げます。15分50秒相当なら16分、5.25分なら6分です。

→ 端数処理の向きをすり替える定番(令和7-問47、令和4-問47、平成29-問47 等)。

❌ ひっかけ② 「実際に歩いた時間で『最寄駅まで徒歩○分』と表示できる」

正解:徒歩所要時間は道路距離80m=1分で換算します。実際に歩いた時間で表示することはできません。

→ 算出方法の言い換え(令和2年10月-問47 等)。

❌ ひっかけ③ 「未入居なら、建築後何年でも『新築』と表示できる」

正解:「新築」は建築後1年未満かつ未入居の両方が要件です。1年以上経過すると、未入居でも新築と表示できません。

→ 要件の片方だけを見せる型(令和6-問47、令和元-問47 等)。

❌ ひっかけ④ 「管理費・修繕積立金は、全戸表示が困難なら最高額だけ表示すればよい」

正解:全戸の表示が困難なときは最低額と最高額の両方を表示します。最高額のみや平均額での表示は認められません。

→ 「最高額のみ」「平均額」で引っかける(令和7-問47、令和4-問47、令和3年12月-問47 等)。

❌ ひっかけ⑤ 「実在する物件なら、取引する意思がなくても広告に載せてよい」

正解:取引する意思のない物件を広告に載せると、実在していてもおとり広告(不当表示)になります。

→ 「実在すればOK」に見せる型(令和5-問47、平成28-問47 等)。

❌ ひっかけ⑥ 「掲載直前に契約済みでも、問合せに説明すれば不当表示にならない」

正解:すでに契約済みで取引できない物件の掲載は不当表示となり得ます。問合せへの説明で免れるわけではありません。

→ 契約済み物件の掲載を許すように見せる型(令和4-問47、平成28-問47 等)。

❌ ひっかけ⑦ 「二重価格表示は、値下げから1年以内なら表示できる」

正解:比較対照価格は値下げ前に2か月以上公表し、値下げ後6か月以内に表示します。公表時期・値下げ時期の表示も必要です。

→ 期間の数字をずらす型(令和3年10月-問47、平成30-問47 等)。

❌ ひっかけ⑧ 「近くのスーパーは、自転車の所要時間を書けば徒歩時間は不要」

正解:近隣の施設までは原則徒歩による所要時間の明示が必要で、自転車の所要時間では代替できません。

→ 明示すべき時間の種類をすり替える型(令和5-問47 等)。

❌ ひっかけ⑨ 「新設予定の駅は、現に利用できないなら一切表示できない」

正解:新設予定の駅・停留所は、運行主体が公表していれば、新設予定時期を明示して表示できます。

→ 「使えないから不可」に寄せる型(令和7-問47、平成28-問47 等)。

❌ ひっかけ⑩ 「取引態様は『直販』『委託』と表示してもよい」

正解:取引態様は「売主・貸主・代理・媒介(仲介)」の別で表示します。「直販」「委託」等の用語は取引態様の表示と認められません。

→ 用語の言い換えで引っかける型(令和2年12月-問47 等)。

 

💡 暗記の決め手「数字を6個だけ押さえる」

この論点は、広告ルールの数字とキーワードを6個に絞れば十分に戦えます。

  • 80m=1分・端数切上げ … 徒歩所要時間(実際に歩いた時間ではない)
  • 新築=1年未満&未入居 … 片方だけではダメ
  • 二重価格=前2か月以上・後6か月以内 … 公表時期・値下げ時期も表示
  • 物件名=街道50m・旧跡300m … いずれも直線距離
  • 路地状30%・セットバック10% … 明示が必要になる割合
  • 管理費=最低額と最高額 … 「最高額のみ」「平均額」はひっかけ

そのうえで、おとり広告(取引意思のない物件・契約済み物件はNG)新設予定の駅は運行主体の公表があれば表示可を押さえれば、正しい肢を選び切れます。

 

📝 この論点が出た過去問(12年分・12問)

出題 問われたこと
令和7年 問47 団地と駅の距離/管理費は最低・最高/新設予定駅の表示(正)/徒歩所要時間の端数切上げ
令和6年 問47 新築は1年以上経過で不可(正)/本広告の媒体制限なし/廃屋の明示/通勤ラッシュ時の所要時間
令和5年 問47 おとり広告/街道名称は直線50m(正)/施設は徒歩時間が必要/一棟リノベの「新発売」
令和4年 問47 建築条件付土地の明示(正)/端数切上げ/契約済み掲載/管理費は最低・最高
令和3年10月 問47 団地と駅の距離(正)/畳数の換算/存在しない公園/二重価格の期間要件
令和3年12月 問47 修繕積立金は最低・最高(正)/商業施設の整備予定明示/旧跡300m/土地価格の表示
令和2年10月 問47 路地状部分30%の明示(正)/徒歩は道路距離換算/建築確認前の予告広告/管理費の平均額
令和2年12月 問47 取引態様の別で表示(正)/セットバック10%/契約済み掲載継続/予告広告の可否
令和元年 問47 買取再販の新築表示(正)/建築条件付土地/賃料の表示/リフォーム済表示は任意
平成30年 問47 古家ありの売地表示(正)/二重価格の値下げ時期/完成予想図の加工/取引態様の物件ごと明示
平成29年 問47 専有面積は最小・最大(正)/他社情報でも責任/施工例写真/徒歩1分未満は切上げ
平成28年 問47 新設予定駅の表示(正)/おとり広告/市街化調整区域の建築不可明示/施設の道路距離

この論点の過去問は、当サイトのゲーム教材「宅建ものがたり」の練習モードで実際に解けます(無料体験あり)。

 

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ごりへい

宅建・賃管・管業・FP2級など複数の資格を取得。学習法や合格体験をもとに、不動産業やキャリア形成に役立つ情報を発信中。実務と資格の両面から「キャリアアップを応援!」をテーマにブログを運営しています。

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