
ただし管業合格者とリベンジ組なら、まだ射程内。まず8月中に受験申込を済ませることから始めてください。
マンション管理士試験は毎年11月の最終日曜。令和8年度は11月29日(日)13:00〜15:00が本番です。
8月に動き出すと残りは約4か月。必要な600〜700時間に対して、積めるのは月150時間前後が上限になります。
この記事ではまず初学者(独学・通信講座)、次にリベンジ組の順に書いていきます。
- 8月スタートがタイプ別にどう評価されるか(1日の目安つき)
- 分野を絞って合格ラインを狙う優先順位
- 受験申込の締切(郵送は8月末・WEBは9月末)
8月スタートは本番まで約4か月|タイプ別の判定
同じ「8月スタート」でも、タイプによって必要な量はまったく違います。まずは自分の行を見てください。
| タイプ | 必要な総学習時間 | 8月開始なら月あたり | 1日の目安 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| 初学者(独学) | 600〜700時間 | 約160時間以上 | 平日4時間+休日8時間 | × 現実的でない |
| 初学者(通信講座・分野を絞る) | 450〜500時間 | 約110〜120時間 | 平日3時間+休日6時間 | △ 絞れば可能性あり |
| 管業合格者 | 400〜500時間 | 約100〜110時間 | 平日3時間+休日5時間 | ○ 5問免除も使える |
| リベンジ組 | 300〜400時間 | 約85〜90時間 | 平日2.5時間+休日4.5時間 | ○ 十分狙える |
「1日の目安」は、平日20日+休日8日の4週間で計算しています。
自分がどこを読めばいいか
- マン管の勉強がはじめて(独学・通信講座)→ 次の「初学者が8月から始めるなら」へ
- 去年受けて落ちた → 「リベンジ組が8月から始めるなら」へ
- 管理業務主任者に合格している → 適正化法の5問が免除になります。土台もできているので、初学者の章から重複部分を引いて読んでください
初学者が8月から始めるなら
4か月で600〜700時間は積めません。だから取る分野を先に決めるのが唯一の戦い方です。
マン管は50問。合格ラインは年度で動きますが、おおむね36〜38問前後と高めです。
1. 初学者の月別プラン(通信講座・分野を絞る場合)
| 時期 | 期間 | 学習時間 | やること |
|---|---|---|---|
| 8月 | 1か月 | 約120時間 | 区分所有法に全振り。まず受験申込を済ませる |
| 9月 | 1か月 | 約120時間 | 標準管理規約+マン管で問われる民法 |
| 10月 | 1か月 | 約120時間 | 適正化法・会計+過去問を年度別で回す |
| 11月 | 1か月 | 約100時間 | 建築設備は頻出だけ。統計・法改正・直前の総まとめ |
| 合計 | 約4か月 | 約460時間 |
合計460時間。分野を絞った特例プランです。通常の500〜600時間とは考え方が違うので、建築・設備は最初から頻出だけと割り切ります。
2. まず申込|郵送は8月末で締め切られます
受験申込は9月末で締め切られます
マン管の受験申込は例年8月上旬から。郵送のほうが先に締め切られます(令和8年度はWEBが9月30日16時、郵送が8月31日)。
管業も同じ時期に受付があるので、W受験なら2つまとめて済ませてください。日程は年度で変わるので、必ずマンション管理センターの公式サイトで確認を。
マン管は郵送申込が8月31日(令和8年度)と、WEBより1か月早く締め切られます。8月から始める人は、まずここを確認してください。
管業も併願するなら、こちらも同時期が締切です。2つまとめて済ませてしまうのが確実です。
3. 8月から使う道具
4か月では、教材を選び直している時間がありません。
8月スタートの道具
- 通信講座|マン管は合格率10%前後の難関で、必要時間も不動産系で最長クラスです。独学だと順番と深さの判断で消耗します
- 過去問パック|マン管は問題文が長い試験。スキマ時間の一問一答で論点だけ回せます
- AI先生|区分所有法・被災マンション法・建替え円滑化法は独学で止まりやすい分野です。その場で聞けます
分野ごとの要点は、無料のマンション管理士攻略ノートで確認できます。テキストを最初から読み返すより速いです。
マン管 過去問パック
机に向かえなかった日を、ゼロにする
令和元年〜令和7年の本試験から、350問をスマホで一問一答。マン管は区分所有法・標準管理規約・適正化法・建築設備・会計と範囲が広く、条文の正確さで差がつく試験です。
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しかも話題がそれても試験勉強に引き戻してくれるので、調べ物がいつの間にか雑談になりません。宅建・賃管・管業・マン管の4資格に対応。
独学のいちばんの弱点は、聞ける相手がいないこと。まずは実際の回答例を見てみてください
リベンジ組が8月から始めるなら
去年受験している人にとって、8月スタートは十分に狙える長さです。
必要なのは300〜400時間。4か月あれば月85〜90時間で足ります。
1. 最初の3日で去年の本試験を解き直す
いきなりテキストを読み直さないでください。まず去年の本試験を時間を計って解き直します。
マン管は50問。どの分野で何点落としたかを書き出して、埋めるのはその穴だけにしてください。4か月ではでは全分野を回し直す余裕はありません。
2. リベンジ組の月別プラン
| 時期 | 期間 | 学習時間 | やること |
|---|---|---|---|
| 8月 | 1か月 | 約90時間 | 去年の本試験を解き直し、失点の大きい分野だけ戻る。申込を済ませる |
| 9月 | 1か月 | 約90時間 | 区分所有法と標準管理規約の違いを条文で詰め直す |
| 10月 | 1か月 | 約100時間 | 年度別の過去問を回して点数の再現性を作る |
| 11月 | 1か月 | 約70時間 | 統計・法改正・直前の総まとめ |
| 合計 | 約4か月 | 約350時間 |
合計350時間。リベンジ組の目安である300〜400時間の範囲内です。
管理業務主任者とのW受験を考えるなら
マンション管理士(11月29日)と管理業務主任者(12月6日)は1週間しか離れていません。
区分所有法・標準管理規約・建築設備・会計と範囲がほぼ重なるので、マン管対策をすれば管業の土台はほぼ完成します。
8月からのW受験はおすすめしません
- マン管だけで月120時間近く必要です。管業を上乗せする余裕はありません
- 管業を本命にして、マン管は来年に回すほうが確実です
- 管業に受かればマン管で5問免除。翌年の負担が一段下がります
管業合格者はマン管で5問免除(適正化法の5問が正解扱い)。逆にマン管合格者は管業で5問免除になります。
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通信講座を使うなら
8月スタートで通信講座を選ぶ基準はひとつ、今すぐ全講義が視聴できるかです。
配信待ちが発生すると、4か月では取り返せません。
そのうえで、残り4か月で仕上げるならアガルートです。理由は3つです。
- 買ったその日から全講義を見られる|クレジットカード払いなら購入当日に視聴が始められます。1週間の出遅れが致命傷になる時期に効きます
- 難解肢解説講座と答練がつく|フルには難解肢解説講座・過去問答練・模試リバイバル答練が入ります。落とせない肢の見分け方を、直前期に詰められます
- 9段階の倍速とアプリのダウンロード|移動中も講義を消化できます。平日に机へ向かえない日を、ゼロに近づけられます
プランの選び方や実際の口コミは、レビュー記事にまとめました。
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他の月と比べると、8月はどの位置か
開始月ごとの判定を一枚にまとめました。ハイライトが8月です。
| 始める時期 | 本番まで | 初学者 独学600〜700h 講座500〜600h |
管業合格者 400〜500h |
リベンジ組 300〜400h |
|---|---|---|---|---|
| 前年12月 | 約12か月 | ◎ 独学でも射程内 | ◎ | ○ 中だるみ注意 |
| 2月 | 約10か月 | ◎ 独学の推奨開始 | ◎ | ◎ |
| 4月 | 約8か月 | 独学○/講座◎ | ◎ 推奨開始 | ◎ |
| 6月 | 約6か月 | 独学△/講座○ | ◎ | ◎ 推奨開始 |
| 8月 | 約4か月 | 独学×/講座△ | ○ | ○ |
| 9月 | 約3か月 | × 今年は下見に | △ | ○ |
| 10月 | 約2か月 | × 今年は下見に | △ | △ |
| 11月下旬 | 約1週間 | — | — | — |
8月は初学者が講座で分野を絞れば戦える最後のライン。9月以降は、来年に向ける判断も選択肢になります。
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まとめ|8月は「まず申込」の月

- 8月スタートは本番まで約4か月。初学者の独学は現実的でない
- 受験申込は郵送が8月末、WEBが9月末。勉強より先に確認する
- 分野を絞るなら区分所有法・標準管理規約・民法。合計約460時間
- リベンジ組は約350時間。4か月でも十分狙える
8月から始める人がつまずくのは、知識ではなく手続きです。
マン管は郵送申込が8月末で締め切られます。ここを落とすのがいちばんもったいない負け方です。
勉強そのものは、分野を絞れば4か月でも形になります。区分所有法だけでも本気で仕上げれば、来年そのまま資産になります。
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