
それでも受験申込が済んでいるなら、区分所有法だけ取りにいく価値はあります。来年の本命受験に、そのまま持ち越せる分野だからです。
マンション管理士試験は毎年11月の最終日曜。令和8年度は11月29日(日)13:00〜15:00が本番です。
マン管は合格率10%前後、必要時間600〜700時間の難関。2か月で積めるのは、どんなに詰めても200時間台です。
この記事は、今年をどう使うかと、来年に向けてどう組み直すかの2つを書いていきます。
- 10月スタートがタイプ別にどう評価されるか(1日の目安つき)
- 今年を「下見」にする場合の2か月の使い方
- 管業(12月6日)に切り替えるという選択肢
10月スタートは本番まで約2か月|タイプ別の判定
同じ「10月スタート」でも、タイプによって必要な量はまったく違います。まずは自分の行を見てください。
| タイプ | 必要な総学習時間 | 10月開始なら月あたり | 1日の目安 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| 初学者 | 2か月で積めるのは約220時間 | 約110時間 | 平日3時間+休日6.5時間 | × 今年の合格は現実的でない |
| 管業合格者 | 400〜500時間 | 約200時間以上 | 平日5時間+休日9時間 | △ 5問免除ありでもかなり厳しい |
| リベンジ組 | 300〜400時間 | 約175時間 | 平日4.5時間+休日8時間 | △ 去年38点前後まで来ていた人だけ |
「1日の目安」は、平日20日+休日8日の4週間で計算しています。
自分がどこを読めばいいか
- マン管の勉強がはじめて(独学・通信講座)→ 次の「初学者が10月から始めるなら」へ
- 去年受けて落ちた → 「リベンジ組が10月から始めるなら」へ
- 管理業務主任者に合格している → 適正化法の5問が免除になります。土台もできているので、初学者の章から重複部分を引いて読んでください
初学者が10月から始めるなら
今年の合格は狙えません。それでも、10月から動く意味は2つあります。
1. 初学者の月別プラン(今年を下見にする場合)
| 時期 | 期間 | 学習時間 | やること |
|---|---|---|---|
| 10月 | 1か月 | 約110時間 | 区分所有法だけ。テキスト1周→分野別過去問を即セットで |
| 11月 | 1か月 | 約110時間 | 区分所有法の過去問を回転。統計・法改正だけ拾う |
| 合計 | 約2か月 | 約220時間 |
合計220時間。合格ラインには届きませんが、区分所有法という土台は来年そのまま使えます。
2. 今年の2か月を「来年の貯金」にする
本試験は独特です。2時間で50問、長い問題文、会場の緊張感。これは模試では再現できません。
来年の本命受験に向けた下見だと割り切れば、10月からの2か月にも意味があります。
今年受けることで手に入るもの
- 会場と時間配分の実体験|来年、初めてではなくなります
- 問題文の長さの肌感|マン管は読解の負担が大きい試験です
- 区分所有法|2か月でも形になる分野で、来年そのまま資産になります
仕事や家庭の都合で半分しか時間が取れなくても、区分所有法に絞る方針は変わりません。
3. 10月から使う道具
2か月では、教材を選んでいる時間そのものが致命的です。
10月スタートの道具
- 通信講座|マン管は合格率10%前後の難関で、必要時間も不動産系で最長クラスです。独学だと順番と深さの判断で消耗します
- 過去問パック|マン管は問題文が長い試験。スキマ時間の一問一答で論点だけ回せます
- AI先生|区分所有法・被災マンション法・建替え円滑化法は独学で止まりやすい分野です。その場で聞けます
分野ごとの要点は、無料のマンション管理士攻略ノートで確認できます。テキストを最初から読み返すより速いです。
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リベンジ組が10月から始めるなら
去年受験している人でも、10月スタートはかなり厳しくなります。
目安として、去年38点前後まで来ていた人なら射程に残ります。30点台前半だった場合、2か月での逆転は現実的ではありません。
1. 最初の2日で去年の本試験を解き直す
いきなりテキストを読み直さないでください。まず去年の本試験を時間を計って解き直します。
マン管は50問。どの分野で何点落としたかを書き出して、埋めるのはその穴だけにしてください。2か月ではでは全分野を回し直す余裕はありません。
2. リベンジ組の月別プラン
| 時期 | 期間 | 学習時間 | やること |
|---|---|---|---|
| 10月 | 1か月 | 約180時間 | 去年の本試験を解き直し、失点の大きい2分野だけ戻る |
| 11月 | 1か月 | 約170時間 | 年度別の過去問を回転。統計・法改正・直前の総まとめ |
| 合計 | 約2か月 | 約350時間 |
合計350時間。リベンジ組の目安である300〜400時間の範囲内です。
管業に切り替えるという選択肢
マン管が今年厳しいなら、管理業務主任者(12月6日)に切り替える手があります。
マン管の1週間後で、範囲もほぼ重なります。必要時間は300〜500時間とマン管より軽い試験です。
管業に切り替えるメリット
- マン管より必要時間が少なく、範囲の大部分が重なる
- 管業に合格すれば、来年のマン管で5問免除(適正化法の5問が正解扱い)
- 今年の勉強がまるごと来年のマン管の土台になる
ただし管業の申込も9月末で締め切られています。申込済みかどうかを先に確認してください。
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通信講座を使うなら
今年の受験を見送るなら、10月は来年に向けた最高のスタート地点です。
10月から来年11月まで13か月。独学でも通信講座でも、余裕をもって600〜700時間を積めます。
今のうちに比較だけ済ませておくと、始めたい時期にすぐ動けます。
来年に向けて講座を選ぶなら、アガルートから見るのが早いです。理由は3つです。
- 登録1分で無料体験できる|講義とテキストの相性を、申し込む前に確かめられます。今の時期に済ませておくと、始めたい月にすぐ動けます
- 管業と1本で狙える|「ダブル合格入門カリキュラム」なら、マン管と管業を1年で両方狙えます。範囲が重なる分、別々に取るより総時間は短くなります
- 合格すると受講料が返ってくる|フルのカリキュラムが対象。合格体験記の提出と合格者インタビューへの出演が条件ですが、受講料(税抜分)が全額返金されます
プランの選び方や実際の口コミは、レビュー記事にまとめました。
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他の月と比べると、10月はどの位置か
開始月ごとの判定を一枚にまとめました。ハイライトが10月です。
| 始める時期 | 本番まで | 初学者 独学600〜700h 講座500〜600h |
管業合格者 400〜500h |
リベンジ組 300〜400h |
|---|---|---|---|---|
| 前年12月 | 約12か月 | ◎ 独学でも射程内 | ◎ | ○ 中だるみ注意 |
| 2月 | 約10か月 | ◎ 独学の推奨開始 | ◎ | ◎ |
| 4月 | 約8か月 | 独学○/講座◎ | ◎ 推奨開始 | ◎ |
| 6月 | 約6か月 | 独学△/講座○ | ◎ | ◎ 推奨開始 |
| 8月 | 約4か月 | 独学×/講座△ | ○ | ○ |
| 9月 | 約3か月 | × 今年は下見に | △ | ○ |
| 10月 | 約2か月 | × 今年は下見に | △ | △ |
| 11月下旬 | 約1週間 | — | — | — |
見てのとおり、初学者が余裕をもって戦えるのは4月まで。来年に向けるなら、この表のいちばん上から計画を立て直してください。
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まとめ|10月は「来年の計画を立て直す」月

- 10月スタートは本番まで約2か月。初学者が今年マン管に受かるのは現実的でない
- 申込が済んでいるなら区分所有法だけ取りにいく。合計約220時間
- リベンジ組は去年38点前後まで来ていた人だけが射程内
- 管業(12月6日)に切り替える選択肢もある。合格すれば来年マン管で5問免除
マンション管理士は不動産系でいちばん重い資格です。
2か月で受からないのは能力の問題ではなく、単純に量の問題です。
今年を下見にするか、管業に切り替えるか、来年に全振りするか。どれを選んでも、10月に動き出した事実は残ります。
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