
ただし受けること自体には十分な意味があります。管業合格者とリベンジ組なら、条件付きで今年も狙えます。
マン管は合格率10%前後、必要時間600〜700時間の難関です。
残り期間で積める時間とは開きが大きく、初学者が今年合格するのは現実的ではありません。この記事は、できないことをできると書かない方針で書きます。
そのうえで、初学者・リベンジ組それぞれが3か月で何をすべきかを具体的に出します。
- 9月スタートがタイプ別にどう評価されるか(1日の目安つき)
- 初学者が「今年は下見」と割り切ったときにやるべきこと
- 管業とのW受験に切り替えるという選択肢
9月スタートは本番まで約3か月|タイプ別の判定
同じ「9月スタート」でも、タイプによって必要な量はまったく違います。まずは自分の行を見てください。
| タイプ | 必要な総学習時間 | 9月開始なら月あたり | 1日の目安 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| 初学者 | 3か月で積めるのは約300時間 | 約100時間 | 平日3時間+休日5時間 | × 今年の合格は現実的でない |
| 管業合格者 | 400〜500時間 | 約135〜165時間 | 平日4時間+休日6.5時間 | △ 5問免除ありでも厳しい |
| リベンジ組 | 300〜400時間 | 約115〜130時間 | 平日3時間+休日6.5時間 | ○ 去年の貯金しだい |
「1日の目安」は、平日20日+休日8日の4週間で計算しています。
自分がどこを読めばいいか
- マン管の勉強がはじめて(独学・通信講座)→ 次の「初学者が9月から始めるなら」へ
- 去年受けて落ちた → 「リベンジ組が9月から始めるなら」へ
- 管理業務主任者に合格している → 適正化法の5問が免除になります。土台もできているので、初学者の章から重複部分を引いて読んでください
初学者が9月から始めるなら
今年の合格は狙えません。それでも、9月から動く意味は3つあります。
1. 初学者の月別プラン(今年を下見にする場合)
| 時期 | 期間 | 学習時間 | やること |
|---|---|---|---|
| 9月 | 1か月 | 約100時間 | 区分所有法だけ。テキスト1周→分野別過去問を即セットで |
| 10月 | 1か月 | 約100時間 | 区分所有法の過去問を回転+標準管理規約の主要条文 |
| 11月 | 1か月 | 約100時間 | 過去問を年度別で1回だけ通す。統計・法改正を拾う |
| 合計 | 約3か月 | 約300時間 |
合計300時間。合格ラインには届きませんが、区分所有法という土台は来年そのまま使えます。
2. 「来年の本命に向けた下見」と割り切る
本試験は独特です。2時間で50問、長い問題文、会場の緊張感。これは模試では再現できません。
来年の本命受験に向けた下見だと割り切れば、9月からの3か月にも十分な意味があります。
今年受けることで手に入るもの
- 会場と時間配分の実体験|来年、初めてではなくなります
- 問題文の長さの肌感|マン管は読解の負担が大きい試験です。これは受けてみないと分かりません
- 区分所有法|3か月でも仕上がる分野で、来年そのまま資産になります
なお上の300時間は「取れる人が取った場合」の想定です。半分しか取れなくても、区分所有法に絞る方針は変わりません。
3. 9月から使う道具
3か月では、教材を選んでいる時間そのものが致命的です。
9月スタートの道具
- 通信講座|マン管は合格率10%前後の難関で、必要時間も不動産系で最長クラスです。独学だと順番と深さの判断で消耗します
- 過去問パック|マン管は問題文が長い試験。スキマ時間の一問一答で論点だけ回せます
- AI先生|区分所有法・被災マンション法・建替え円滑化法は独学で止まりやすい分野です。その場で聞けます
分野ごとの要点は、無料のマンション管理士攻略ノートで確認できます。テキストを最初から読み返すより速いです。
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リベンジ組が9月から始めるなら
去年受験している人は、ゼロからではありません。3か月でも点数を戻すことは可能です。
目安として、去年35点前後まで来ていた人なら射程に入ります。
1. 最初の3日で去年の本試験を解き直す
いきなりテキストを読み直さないでください。まず去年の本試験を時間を計って解き直します。
マン管は50問。どの分野で何点落としたかを書き出して、埋めるのはその穴だけにしてください。3か月ではでは全分野を回し直す余裕はありません。
2. リベンジ組の月別プラン
| 時期 | 期間 | 学習時間 | やること |
|---|---|---|---|
| 9月 | 1か月 | 約115時間 | 去年の本試験を解き直し、失点の大きい2〜3分野だけ戻る |
| 10月 | 1か月 | 約125時間 | 年度別の過去問を回して点数の再現性を作る |
| 11月 | 1か月 | 約110時間 | 統計・法改正・直前の総まとめ |
| 合計 | 約3か月 | 約350時間 |
合計350時間。リベンジ組の目安である300〜400時間の範囲内です。
管業に切り替えるという選択肢
マン管が今年厳しいと分かったなら、管理業務主任者(12月6日)に切り替える手があります。
管業の必要時間は300〜500時間。マン管より軽く、範囲もほぼ重なります。9月からなら射程内です。
管業に切り替えるメリット
- マン管より必要時間が少なく、9月からでも講座を使えば間に合う
- 管業に合格すれば、来年のマン管で5問免除(適正化法の5問が正解扱い)
- 今年の勉強がまるごと来年のマン管の土台になる
「今年はマン管を諦める」ではなく「今年は管業、来年マン管」と考えると、2年で2つ手に入ります。
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通信講座を使うなら
今年の受験を見送る人にとって、9月は来年に向けた最高のスタート地点です。
9月から来年11月まで14か月。独学でも通信講座でも、余裕をもって600〜700時間を積めます。
今のうちに比較だけ済ませておくと、始めたい時期にすぐ動けます。
来年に向けて講座を選ぶなら、アガルートから見るのが早いです。理由は3つです。
- 登録1分で無料体験できる|講義とテキストの相性を、申し込む前に確かめられます。今の時期に済ませておくと、始めたい月にすぐ動けます
- 管業と1本で狙える|「ダブル合格入門カリキュラム」なら、マン管と管業を1年で両方狙えます。範囲が重なる分、別々に取るより総時間は短くなります
- 合格すると受講料が返ってくる|フルのカリキュラムが対象。合格体験記の提出と合格者インタビューへの出演が条件ですが、受講料(税抜分)が全額返金されます
プランの選び方や実際の口コミは、レビュー記事にまとめました。
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他の月と比べると、9月はどの位置か
開始月ごとの判定を一枚にまとめました。ハイライトが9月です。
| 始める時期 | 本番まで | 初学者 独学600〜700h 講座500〜600h |
管業合格者 400〜500h |
リベンジ組 300〜400h |
|---|---|---|---|---|
| 前年12月 | 約12か月 | ◎ 独学でも射程内 | ◎ | ○ 中だるみ注意 |
| 2月 | 約10か月 | ◎ 独学の推奨開始 | ◎ | ◎ |
| 4月 | 約8か月 | 独学○/講座◎ | ◎ 推奨開始 | ◎ |
| 6月 | 約6か月 | 独学△/講座○ | ◎ | ◎ 推奨開始 |
| 8月 | 約4か月 | 独学×/講座△ | ○ | ○ |
| 9月 | 約3か月 | × 今年は下見に | △ | ○ |
| 10月 | 約2か月 | × 今年は下見に | △ | △ |
| 11月下旬 | 約1週間 | — | — | — |
見てのとおり、初学者が余裕をもって戦えるのは4月まで。来年に向けるなら、この表の上のほうに戻って計画を立ててください。
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まとめ|9月は「今年を捨てるか、管業に切り替えるか」

- 9月スタートは本番まで約3か月。初学者が今年マン管に受かるのは現実的でない
- それでも受ける価値はある。会場・問題文の長さ・出題の肌感は来年の資産になる
- 初学者がやるのは区分所有法だけ。合計約300時間
- 管業(12月6日)に切り替える選択肢もある。合格すれば来年マン管で5問免除
9月に「間に合わないかも」と検索している時点で、あなたは受かる側の人です。
マン管は不動産系でいちばん重い資格です。3か月で受からないのは能力の問題ではありません。
今年を下見にするか、管業に切り替えるか。どちらを選んでも、来年につながります。
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