
管理業務主任者に合格している人にとっては、ここが推奨開始月です。5問免除と重複範囲の分、負担が一段下がります。
マンション管理士試験は毎年11月の最終日曜。令和8年度は11月29日(日)13:00〜15:00が本番です。
4月に動き出すと残りは約8か月。必要な600〜700時間を月80時間前後で積む計算になります。
この記事ではまず初学者(独学・通信講座)、次にリベンジ組の順に書いていきます。
- 4月スタートがタイプ別にどう評価されるか(1日の目安つき)
- 初学者・リベンジ組それぞれの月別プランと合計時間
- 管業合格者が5問免除を使って短縮する組み方
4月スタートは本番まで約8か月|タイプ別の判定
同じ「4月スタート」でも、タイプによって必要な量はまったく違います。まずは自分の行を見てください。
| タイプ | 必要な総学習時間 | 4月開始なら月あたり | 1日の目安 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| 初学者(独学) | 600〜700時間 | 約75〜85時間 | 平日2時間+休日5時間 | ○ 平日2時間が前提 |
| 初学者(通信講座) | 500〜600時間 | 約65〜75時間 | 平日2時間+休日3.5時間 | ◎ 講座なら余裕 |
| 管業合格者 | 400〜500時間 | 約50〜60時間 | 平日1.5時間+休日3時間 | ◎ 推奨開始月 |
| リベンジ組 | 300〜400時間 | 約40〜50時間 | 平日1時間+休日2.5時間 | ◎ 集中しやすい長さ |
「1日の目安」は、平日20日+休日8日の4週間で計算しています。
自分がどこを読めばいいか
- マン管の勉強がはじめて(独学・通信講座)→ 次の「初学者が4月から始めるなら」へ
- 去年受けて落ちた → 「リベンジ組が4月から始めるなら」へ
- 管理業務主任者に合格している → 適正化法の5問が免除になります。土台もできているので、初学者の章から重複部分を引いて読んでください
初学者が4月から始めるなら
マン管がはじめての人でも、4月スタートなら射程内です。
ポイントは9月末までにインプットを終わらせて、10月からは過去問に専念すること。
1. 初学者の月別プラン(独学の場合)
| 時期 | 期間 | 学習時間 | やること |
|---|---|---|---|
| 4〜5月 | 2か月 | 約160時間 | 区分所有法をテキストで1周 |
| 6〜7月 | 2か月 | 約160時間 | 標準管理規約(3類型)+マン管で問われる民法 |
| 8〜9月 | 2か月 | 約160時間 | 適正化法+会計・税務+建築設備。申込を済ませる |
| 10月 | 1か月 | 約120時間 | 過去問を年度別で回す。模試を受ける |
| 11月 | 1か月 | 約60時間 | 復旧・建替え・被災マンション法。統計・法改正・直前の総まとめ |
| 合計 | 約8か月 | 約660時間 |
合計660時間。独学の目安である600〜700時間に収まりますが、平日2時間の確保が前提です。通信講座なら約550時間まで圧縮できます。
2. 管業に合格している人は、ここが最短ルート
管理業務主任者に合格していると、マン管の負担は大きく下がります。
理由は2つ。適正化法の5問が免除になることと、区分所有法・標準管理規約・建築設備・会計がすでに入っていることです。
管業合格者がマン管でやること
- 区分所有法の深さを上げる(管業より踏み込んで問われます)
- 復旧・建替え・団地・被災マンション法・建替え円滑化法(管業ではあまり出ない分野)
- 過去問はマン管のものを使う。問題文の長さと聞かれ方がまったく違います
免除の申請は受験申込のときに行います。8〜9月の申込で忘れないでください。
3. 4月から使う道具
8か月あるので、道具は最小限で足ります。過去問パックは夏から本格投入で十分です。
4月スタートの道具
- 通信講座|マン管は合格率10%前後の難関で、必要時間も不動産系で最長クラスです。独学だと順番と深さの判断で消耗します
- 過去問パック|マン管は問題文が長い試験。スキマ時間の一問一答で論点だけ回せます
- AI先生|区分所有法・被災マンション法・建替え円滑化法は独学で止まりやすい分野です。その場で聞けます
分野ごとの要点は、無料のマンション管理士攻略ノートで確認できます。テキストを最初から読み返すより速いです。
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独学のいちばんの弱点は、聞ける相手がいないこと。まずは実際の回答例を見てみてください
リベンジ組が4月から始めるなら
去年受験している人にとって、4月スタートは十分に間に合います。
必要なのは300〜400時間。8か月あれば月40〜50時間で足ります。
1. 先にやるのは「失点の棚卸し」
いきなりテキストを読み直さないでください。まず去年の本試験を時間を計って解き直します。
マン管は50問。どの分野で何点落としたかを書き出して、埋めるのはその穴だけにしてください。8か月ではでは全分野を回し直す余裕はありません。
2. リベンジ組の月別プラン
| 時期 | 期間 | 学習時間 | やること |
|---|---|---|---|
| 4〜5月 | 2か月 | 約90時間 | 去年の本試験を解き直し、失点分野だけテキストへ戻る |
| 6〜7月 | 2か月 | 約90時間 | 区分所有法と標準管理規約の違いを条文で詰め直す |
| 8〜9月 | 2か月 | 約80時間 | 建築設備・会計など後回しにしがちな分野を埋める。申込を済ませる |
| 10月 | 1か月 | 約60時間 | 年度別の過去問を回して点数の再現性を作る |
| 11月 | 1か月 | 約30時間 | 統計・法改正・直前の総まとめ |
| 合計 | 約8か月 | 約350時間 |
合計350時間。リベンジ組の目安である300〜400時間の範囲内です。
管理業務主任者とのW受験を考えるなら
マンション管理士(11月29日)と管理業務主任者(12月6日)は1週間しか離れていません。
区分所有法・標準管理規約・建築設備・会計と範囲がほぼ重なるので、マン管対策をすれば管業の土台はほぼ完成します。
4月からW受験を狙うなら
- マン管600〜700時間を8か月。W受験なら管業の上乗せ+100〜150時間で月90〜100時間
- 独学では厳しいので、W受験講座に乗るのが現実的です
- 迷うなら管業を今年、マン管は来年のほうが確実。管業合格後は5問免除が使えます
管業合格者はマン管で5問免除(適正化法の5問が正解扱い)。逆にマン管合格者は管業で5問免除になります。
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通信講座を使うなら
4月スタートで通信講座を検討するなら、今すぐ全講義が視聴できるかを確認してください。
マン管は講義量が多いので、配信待ちが積み上がると8か月でも足りなくなります。
そのうえで、残りの期間から逆算するならアガルートです。理由は3つです。
- 買ったその日から全講義を見られる|クレジットカード払いなら購入当日に視聴が始められます。配信待ちで出遅れる心配がありません
- 過去問10年分に解説講義がつく|フルは過去10年分の問題集が講義つき。テキストを読み直す余裕がなくても、問題から論点に戻れます
- 9段階の倍速とアプリのダウンロード|通勤中に講義を回せます。まとまった時間が取れない月でも、講義量を消化できます
プランの選び方や実際の口コミは、レビュー記事にまとめました。
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他の月と比べると、4月はどの位置か
開始月ごとの判定を一枚にまとめました。ハイライトが4月です。
| 始める時期 | 本番まで | 初学者 独学600〜700h 講座500〜600h |
管業合格者 400〜500h |
リベンジ組 300〜400h |
|---|---|---|---|---|
| 前年12月 | 約12か月 | ◎ 独学でも射程内 | ◎ | ○ 中だるみ注意 |
| 2月 | 約10か月 | ◎ 独学の推奨開始 | ◎ | ◎ |
| 4月 | 約8か月 | 独学○/講座◎ | ◎ 推奨開始 | ◎ |
| 6月 | 約6か月 | 独学△/講座○ | ◎ | ◎ 推奨開始 |
| 8月 | 約4か月 | 独学×/講座△ | ○ | ○ |
| 9月 | 約3か月 | × 今年は下見に | △ | ○ |
| 10月 | 約2か月 | × 今年は下見に | △ | △ |
| 11月下旬 | 約1週間 | — | — | — |
4月は管業合格者にとっての推奨開始月。初学者の独学は、ここが実質的な最後のラインです。
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まとめ|4月は「独学か講座かを決める」月

- 4月スタートは本番まで約8か月。初学者は通信講座なら余裕、独学は平日2時間が前提
- 初学者は区分所有法から。合計約660時間で組める
- 管業合格者は5問免除+重複範囲で400〜500時間。4月が推奨開始月
- リベンジ組は約350時間。8か月は集中しやすい長さ
4月は、マン管を独学でいくか講座にするかを決める月です。
平日2時間を8か月続けられるかどうか。これが取れないなら、講座で範囲を絞るほうが確実です。
管業に合格しているなら、5問免除と重複範囲の分だけ有利です。この年に取ってしまうのが効率的です。
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