
初学者は通信講座を使えば射程内、リベンジ組にとっては推奨の開始月です。
ただし両者は、始め方が正反対になります。
初学者は覚えるところから、リベンジ組は思い出すところから。
同じ4か月半でも、前年の知識が残っているかどうかで進め方がまったく変わります。
- 6月スタートのタイプ別の判定と必要時間
- 初学者の月別プラン(通信講座を前提に)
- リベンジ組の月別プラン(過去問から入る逆順)
どこから読めばいいか
- 宅建がはじめての方 → 「初学者が6月から始めるなら」へ
- 去年受けて再挑戦の方 → 「リベンジ組が6月から始めるなら」へ
「フォーサイト宅建講座」
バリューセット3には条件つきの全額返金保証もあります。
6月スタートは約4か月半|タイプ別の判定
本番は10月18日。
6月からだと約4か月半あります。
まず、自分がどのタイプかを確認してください。
| タイプ | 必要時間 | 1か月あたりの平均 | 1日の目安 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| 初学者(独学) | 400〜500時間 | 約90〜110時間 | 平日2.5時間+休日6時間 | △ かなり厳しい |
| 初学者(通信講座) | 300〜400時間 | 約65〜90時間 | 平日2時間+休日5時間 | ◯ 講座が前提 |
| 業界経験者 (不動産の実務経験あり) |
300〜400時間 | 約65〜90時間 | 平日2時間+休日4.5時間 | ◯ |
| リベンジ組 (宅建の受験経験あり) |
200〜300時間 | 約45〜65時間 | 平日1.5時間+休日4時間 | ◎ 推奨開始 |
「1日の目安」は、平日20日+休日8日の4週間で計算しています。
初学者が独学で月90〜110時間を4か月半続けるのは、仕事を持っている人にはかなり無理があります。
通信講座を使えば必要時間そのものが下がり、月65〜90時間まで落ちます。
6月スタートで初学者が講座を勧められるのは、この差が理由です。
なお業界経験者は、実務で用語に慣れているぶん立ち上がりが速く、初学者と通信講座組の中間だと考えてください。
宅建業に従事していれば登録講習で5問免除も使えます。
この判定は、開始月とタイプの組み合わせを一覧にした早見表から6月の行だけを抜き出したものです。
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初学者が6月から始めるなら
はじめて宅建を受ける人が6月から始める場合、押さえる条件は2つです。
1. まとまった時間が取れないなら通信講座を検討する
独学の400〜500時間を4か月半で割ると、月90〜110時間。
1日にすると平日2.5時間+休日6時間。
これを4か月半、崩さずに続ける計算です。
これを続けられる人なら独学でも構いません。
ただ、仕事や家庭の都合で崩れたときに取り返す月がないのが6月スタートの怖さです。
通信講座を使うと必要時間そのものが100時間ほど下がるので、同じ生活でも計算が合いやすくなります。
2. 権利関係は頻出テーマから優先する
4か月半で50問すべてを仕上げるのは現実的ではありません。
宅建業法(20問)と法令上の制限(8問)で確実に取り、権利関係(14問)は頻出テーマに絞ります。
意思表示・代理・借地借家法・相続。
この4つを固めてから、余力があればほかへ広げてください。
その1問で、今日の勉強を止めない
参考書の解説では腑に落ちない箇所を、その場で24時間質問できます。ネットで調べて「この答えで合ってるの?」と悩む時間がなくなります。
しかも話題がそれても試験勉強に引き戻してくれるので、調べ物がいつの間にか雑談になりません。宅建・賃管・管業・マン管の4資格に対応。
独学のいちばんの弱点は、聞ける相手がいないこと。まずは実際の回答例を見てみてください
3. 初学者の月別プラン(通信講座を前提)
必要時間300〜400時間を月ごとに割り振ると、こうなります。
| 時期 | 目安 | 1日のペース(4週間換算) | やること |
|---|---|---|---|
| 6月 | 80時間 | 平日2時間/休日5時間 | 宅建業法を一周(講義+分野別の過去問) |
| 7月 | 80時間 | 平日2時間/休日5時間 | 法令上の制限・税その他。申込を済ませる |
| 8月 | 90時間 | 平日2.5時間/休日5時間 | 権利関係を頻出テーマに絞る。年度別へ移行 |
| 9月 | 90時間 | 平日2.5時間/休日5時間 | 過去問の回転。間違えた問題を潰す |
| 10月(18日まで) | 30時間 | 平日2時間/休日3時間 | 直前期。新しいことはやらない |
| 合計 | 約370時間 | — | 目安の300〜400時間に収まります |
「月80時間」は4週間で計算した数字です。
平日2時間×20日+休日5時間×8日で80時間になります。
4. 6月から使う道具|調べ物に時間を使わない
残り4か月半では、通信講座だけでは埋まらない時間が出てきます。
机に向かえない日をどう使うかが差になります。
机に向かえない日は必ず出ます。
過去問パックならスマホで一問一答を回せるので、通勤中や休憩中でも「ゼロの日」にせずに済みます。
6月からそろえる3点
- 通信講座|体系と問題が一度にそろいます。教材を選ぶ時間をゼロにできるのが、この時期の最大の価値です
- 過去問パック|通勤・昼休みに一問一答で回します。4か月半では、スキマ時間も勉強時間に数えないと足りません
- AI先生|残り4か月半では、調べ物に時間を使いすぎると他が回りません。その場で聞いて次に進むために使います
分野ごとの要点だけ確認したいときは、無料の宅建攻略ノートを辞書代わりに使ってください。
テキストを最初から読み直す余裕はもうありません。
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リベンジ組が6月から始めるなら
読み直しません。
初学者はテキスト → 過去問ですが、リベンジ組は過去問 → 間違えたところだけテキストの逆順です。
すでに一度学んだ範囲を最初から読み直すと、知っている部分を読む時間が大半になるからです。
1. 最初の2週間でやること
弱点を先に見つける
- 直近1年ぶんの過去問を、時間を計って通しで解く
- 科目別に何点取れたかを書き出す(宅建業法/法令上の制限/権利関係/税その他)
- 合格点との差が大きい科目から順に、テキストへ戻る
ここで大事なのは、正解できたかどうかではありません。
残り3つの肢をなぜ切れるかまで言えるかどうかで判断します。
正解の理由をはっきり説明できない問題は、本番で失点するおそれがあります。
2. リベンジ組の月別プラン
| 時期 | 目安 | 1日のペース(4週間換算) | やること |
|---|---|---|---|
| 6月 | 60時間 | 平日1.5時間/休日4時間 | 過去問を通しで解いて弱点を特定する |
| 7月 | 60時間 | 平日1.5時間/休日4時間 | 失点の大きい科目からテキストへ戻る。申込を済ませる |
| 8月 | 70時間 | 平日2時間/休日4時間 | 年度別の過去問を回し始める |
| 9月 | 70時間 | 平日2時間/休日4時間 | 間違えた問題だけ2周。模試を受ける |
| 10月(18日まで) | 30時間 | 平日2時間/休日3時間 | 直前期。宅建業法と間違いノートに絞る |
| 合計 | 約290時間 | — | 目安の200〜300時間に収まります |
申込は例年7月に締め切られます。
前回受験している人ほど「まだ先」と油断しがちなので、先に済ませてください。
2回目で落ちる人の共通点
「去年より勉強したのに点が伸びなかった」という声は珍しくありません。
原因はだいたい次の3つに集約されます。
1. 得意科目ばかり回してしまう
解いていて気持ちがいいのは、できる科目です。
その結果、去年落とした分野が今年も手つかずのまま本番を迎えます。
最初の2週間で科目別の点数を書き出すのは、これを防ぐためです。
2. 教材を去年のまま使う
出題の根拠となる法令は、試験を実施する年度の4月1日現在で施行されているものです。
つまり去年のテキストは、その年の法改正に対応していません。
全部買い替える必要はありませんが、宅建業法と法令上の制限だけは最新版で確認してください。
3. インプットで満足してしまう
一度学んだ内容は、読み返すと「わかる」と感じます。
ですが試験で問われるのは、思い出せるかどうかです。
時間配分は過去問7割・テキスト3割を目安にしてください。
通信講座を使うなら
初学者とリベンジ組では、講座に求めるものが違います。
タイプ別の選び方
初学者は、4か月半で完走できるカリキュラムかどうかが最優先です。
1年コースを短期間で消化するのは現実的ではありません。
リベンジ組は逆に、入門講義が長いコースは向きません。
演習中心で、弱点の分野だけ拾えるものを選んでください。
どちらも、法改正のフォローと直前模試が含まれているかは確認しておきます。
そのうえで、残りの期間で間に合わせるならフォーサイトです。理由は3つです。
- 1単元が最大15分|残り期間が短いほど、細切れ時間で消化できる設計が効きます
- ManaBunが残り日数から計画を引き直す|生活リズムを入れると、間に合わせるために今日やる分が出ます
- eライブスタディで週のペースを保てる|講師と他の受講生と一緒に進む双方向のライブ講義があります。ひとりだと落ちる直前期の熱量を保てます
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他の月と比べると、6月はどの位置か
最後に、開始月とタイプの組み合わせを一覧で確認しておきます。
| 始める時期 | 本番まで | 初学者 独学400〜500h 講座300〜400h |
経験者 300〜400h |
リベンジ組 200〜300h |
|---|---|---|---|---|
| 前年11〜2月 | 約8.5〜11.5か月 | ◎ 独学でも余裕 | ◎ | ○ 中だるみ注意 |
| 3月 | 約7.5か月 | ◎ 独学の推奨開始 | ◎ | ◎ |
| 4月 | 約6.5か月 | ◎ | ◎ | ◎ |
| 5月 | 約5.5か月 | 独学○/講座◎ | ◎ 推奨開始 | ◎ |
| 6月 | 約4.5か月 | 独学△/講座○ | ○ | ◎ 推奨開始 |
| 7月 | 約3.5か月 | 独学△/講座○ | ○ | ○ |
| 8月 | 約2.5か月 | 独学×/講座△ | △ | ○ |
| 9月 | 約1.5か月 | × 今年は下見に | △ | △ |
◎おすすめ / ○十分いける / △ギリギリ / ×かなり厳しい
※色をつけた行がこの記事で扱う6月です。
初学者にとって6月は「講座が前提」になる境目、リベンジ組にとってはちょうど良い開始月だと分かります。
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まとめ|タイプで入口が違う

- 6月スタートは約4か月半。初学者は通信講座で月80時間、リベンジ組は月60〜70時間が目安
- 初学者はテキストから、リベンジ組は過去問から。入口が正反対
- 権利関係は4テーマに絞る。全部やろうとすると宅建業法が薄くなる
- 教材は宅建業法と法令上の制限だけでも最新版に更新する
6月から始めるなら、迷っている時間がいちばんもったいないところです。
初学者ならまず宅建業法の講義を1本、リベンジ組なら過去問を1年ぶん。
そこから先の計画は、上の月別プランがそのまま使えます。
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