
初学者が今年合格するのは、正直に言って現実的ではありません。
ただし受けること自体には十分な意味があります。
リベンジ組と業界経験者なら、条件付きで今年も狙えます。
宅建試験は毎年10月の第3日曜日。
令和8年度は10月18日(日)が本番です。
9月に動き出すと残りは約1か月半。
この記事はできないことをできると書かない方針で書きます。
そのうえで、初学者・リベンジ組それぞれが1か月半で何をすべきかを具体的に出します。
- 9月スタートがタイプ別にどう評価されるか(1日の目安つき)
- 初学者が「今年は下見」と割り切ったときにやるべきこと
- リベンジ組が1か月半で点数を戻すための手順
9月スタートは本番まで約1か月半|タイプ別の判定
その前に|申込が済んでいないと今年は受けられません
宅建試験の受験申込は例年7月中に締め切られます。
9月時点で申込をしていなければ、今年の受験はできません。
その場合はこの記事を来年に向けたスタート地点として読んでください。
9月から来年10月までなら13か月あり、むしろ最高の条件です。
| タイプ | 1か月半で積める時間 | 1日の目安 | 今年の判定 |
|---|---|---|---|
| 初学者 | 最大でも約170時間 | 平日4時間+休日5時間 | × 今年の合格は現実的でない |
| 業界経験者 | 約160時間 | 平日3時間+休日5.5時間 | △ 業法の下地しだい |
| リベンジ組 | 約150時間 | 平日3時間+休日5時間 | △ 去年の貯金がある人だけ |
「1日の目安」は、平日20日+休日8日の4週間で計算しています。
初学者に必要なのは400〜500時間、通信講座でも300時間台。
1か月半で積める170時間とは、倍以上の開きがあります。
自分がどこを読めばいいか
- 宅建の勉強がはじめて → 次の「初学者が9月から始めるなら」へ
- 去年受けて落ちた → 「リベンジ組が9月から始めるなら」へ
- 不動産業界で働いている(初受験) → まず過去問1年分で今の実力を測り、そのうえでリベンジ組の章にある「弱点だけ埋める」手順を参考にしてください
初学者が9月から始めるなら
今年の合格は狙えません。
それでも、9月から動く意味は3つあります。
1. 「来年の本命に向けた下見」と割り切る
本試験は独特です。
2時間で50問、マークシート、会場の緊張感。
これは模試では再現できません。
来年の本命受験に向けた下見だと割り切れば、9月からの1か月半にも十分な意味があります。
今年受けることで手に入るもの
- 会場と時間配分の実体験|来年、初めてではなくなります
- 本試験の出題の肌感|テキストのどこが本当に問われるかが分かります
- 宅建業法の20問|1か月半でも仕上がる分野で、来年そのまま資産になります
2. 1か月半でやるのは宅建業法だけ
全範囲に手を出すと、どれも中途半端になって何も残りません。
権利関係で手が止まったときは、AI先生にその論点だけを質問するのがいちばん早く抜けられます。
参考書の解説では腑に落ちない箇所や、もう一段掘り下げて聞きたい箇所を24時間いつでも聞けます。
| 時期 | 期間 | 学習時間 | やること |
|---|---|---|---|
| 9月 | 1か月 | 約120時間 | 宅建業法だけ。テキスト1周→分野別過去問を即セットで |
| 10月前半 | 0.5か月 | 約50時間 | 宅建業法の過去問を回転+統計・法改正だけ拾う |
| 合計 | 約1.5か月 | 約170時間 |
宅建業法は50問中20問。
暗記中心でやった分だけ点になります。
ここだけ仕上げれば、本番でも十数点は取れます。
なお上の170時間は「取れる人が取った場合の上限」です。
仕事や家庭の都合で半分しか取れなくても、宅建業法に絞る方針は変わりません。
時間に合わせて範囲を狭めてください。
分野ごとの要点は、無料の宅建攻略ノートで確認できます。
この時期に新しいテキストを買い足す必要はありません。
3. 使う道具は2つだけ
1か月半では、教材を選んでいる時間そのものが致命的です。
9月スタートの2点セット
- 過去問パック|宅建業法を一問一答で回します。通勤・昼休みもそのまま勉強時間にできます
- AI先生|残り1か月半では、1問に長く止まるほど回せる量が減ります。分からない瞬間に聞いて、その場で次へ進むために使います
まず今の実力を測りたい人は、無料のお試し10問から始めるのが早いです。
宅建 過去問パック
机に向かえなかった日を、ゼロにする
平成28年〜令和7年の568問を、スマホで一問一答。通勤中の10分でも「今日読んだ範囲だけ」を確認できます。
分野別でも年度別でも回せるので、インプット中の腕試しから直前期の総まくりまで、これ1つで足ります。
買う前に、まず 無料の10問 で解き心地を試してください
その1問で、今日の勉強を止めない
参考書の解説では腑に落ちない箇所を、その場で24時間質問できます。ネットで調べて「この答えで合ってるの?」と悩む時間がなくなります。
しかも話題がそれても試験勉強に引き戻してくれるので、調べ物がいつの間にか雑談になりません。宅建・賃管・管業・マン管の4資格に対応。
独学のいちばんの弱点は、聞ける相手がいないこと。まずは実際の回答例を見てみてください
リベンジ組が9月から始めるなら
去年受験している人は、ゼロからではありません。
1か月半でも点数を戻すことは可能です。
目安として、去年30点前後まで来ていた人なら射程に入ります。
20点台前半だった場合は1か月半での逆転はかなり厳しいので、まず過去問を1年分解いて、今の実力と残り時間で判断してください。
1. 最初の3日で去年の本試験を解き直す
勉強を始める前に、去年の本試験を時間を計って解いてください。
去年から何点落ちているか、どの分野が消えているかが分かります。
1か月半で埋められるのは2〜3分野までなので、この選別が結果を決めます。
2. リベンジ組の月別プラン
| 時期 | 期間 | 学習時間 | やること |
|---|---|---|---|
| 9月 | 1か月 | 約100時間 | 去年の本試験を解き直し→失点の大きい2〜3分野だけ集中的に戻す |
| 10月前半 | 0.5か月 | 約50時間 | 年度別の過去問を回転+統計・法改正・直前の総まとめ |
| 合計 | 約1.5か月 | 約150時間 |
合計150時間。
リベンジ組の目安である200〜300時間は下回りますが、去年の下地がある人限定で勝負になるラインです。
新しい教材には手を出さないでください。
去年使ったテキストと過去問に、最新の統計・法改正だけ足すのが最短です。
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来年に向けるなら、9月はいちばんいいタイミング
「フォーサイト宅建講座」
バリューセット3には条件つきの全額返金保証もあります。
今年の受験を見送る人にとって、9月は来年に向けた最高のスタート地点です。
9月から来年10月まで13か月。
独学でも通信講座でも、余裕をもって400〜500時間を積めます。
通信講座は年度・コースによって配信の始まる時期が違います。
今のうちに比較だけ済ませておくと、始めたい時期にすぐ動けます。
申し込む際は、視聴できる範囲と配信が完了する時期を確認してください。
来年に向けて講座を選ぶなら、フォーサイトから見るのが早いです。理由は3つです。
- 資料請求でサンプルをもらえる|15時までの申し込みで即日発送。講義とテキストの相性を、申し込む前に確かめられます
- 教育訓練給付制度の対象講座がある|条件を満たせば受講料の一部が戻ります。来年に向けて費用を抑えられます
- 不合格なら全額返金保証|バリューセット3が対象。条件つきですが、来年1年ぶんの投資のこわさが小さくなります
料金プランや実際の口コミは、レビュー記事にまとめました。
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他の月と比べると、9月はどの位置か
開始月ごとの判定を一枚にまとめました。
ハイライトが9月です。
| 始める時期 | 本番まで | 初学者 独学400〜500h 講座300〜400h |
経験者 300〜400h |
リベンジ組 200〜300h |
|---|---|---|---|---|
| 前年11〜2月 | 約8.5〜11.5か月 | ◎ 独学でも余裕 | ◎ | ○ 中だるみ注意 |
| 3月 | 約7.5か月 | ◎ 独学の推奨開始 | ◎ | ◎ |
| 4月 | 約6.5か月 | ◎ | ◎ | ◎ |
| 5月 | 約5.5か月 | 独学○/講座◎ | ◎ 推奨開始 | ◎ |
| 6月 | 約4.5か月 | 独学△/講座○ | ○ | ◎ 推奨開始 |
| 7月 | 約3.5か月 | 独学△/講座○ | ○ | ○ |
| 8月 | 約2.5か月 | 独学×/講座△ | △ | ○ |
| 9月 | 約1.5か月 | × 今年は下見に | △ | △ |
見てのとおり、初学者が余裕をもって戦えるのは5月まで。
来年に向けるなら、この表の上のほうに戻って計画を立ててください。
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まとめ|9月は「今年を捨てるか、業法だけ取りにいくか」

- 9月スタートは本番まで約1か月半。初学者が今年合格するのは現実的ではない
- それでも受ける価値はある。会場・時間配分・出題の肌感は来年そのまま資産になる
- 初学者がやるのは宅建業法だけ。合計約170時間で20問分を仕上げる
- リベンジ組は約150時間。去年30点前後まで来ていた人なら勝負になる
9月に「間に合わないかも」と検索している時点で、あなたは受かる側の人です。
間に合わないと分かってから何をするかで、来年が決まります。
今年を下見にすると決めた人は、そのまま来年の計画に進んでください。
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