
むしろ気をつけるのは中だるみ。7か月半を薄く引き延ばすと、9月には熱が冷めています。
賃貸不動産経営管理士の試験は毎年11月。令和8年度は11月15日(日)13:00〜15:00が本番です。
4月に動き出すと残りは約7.5か月。宅建の400〜500時間と違い、賃管は150〜200時間で届きます。
この記事ではまず初学者(独学・通信講座)、次にリベンジ組の順で、4月スタートの月別プランを書いていきます。
- 4月スタートがタイプ別にどう評価されるか(1日の目安つき)
- 初学者・リベンジ組それぞれの月別プランと合計時間
- 7か月半を持て余さないための進め方
4月スタートは本番まで約7.5か月|タイプ別の判定
同じ「4月スタート」でも、タイプによって必要な量はまったく違います。まずは自分の行を見てください。
| タイプ | 必要な総学習時間 | 4月開始なら月あたり | 1日の目安 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| 初学者(独学) | 150〜200時間 | 約20〜30時間 | 平日30分+休日2時間 | ◎ 独学でも余裕 |
| 初学者(通信講座) | 100〜150時間 | 約15〜20時間 | 平日30分+休日1時間 | ◎ かなり余裕がある |
| 宅建受験者・合格者 | 80〜120時間 | 宅建の学習と兼ねる | 宅建を優先でOK | ◎ 賃管専用は9月からで足りる |
| リベンジ組 | 60〜100時間 | 約10〜15時間 | 平日20分+休日1時間 | ○ 中だるみ注意 |
「1日の目安」は、平日20日+休日8日の4週間で計算しています。
自分がどこを読めばいいか
- 賃管の勉強がはじめて(独学・通信講座)→ 次の「初学者が4月から始めるなら」へ
- 去年受けて落ちた → 「リベンジ組が4月から始めるなら」へ
- 宅建を受ける・受かっている → 賃貸借契約の分野をまるごと短縮できます。初学者の章から重複部分を引いて読んでください
初学者が4月から始めるなら
賃管がはじめての人にとって、4月スタートは時間が余ります。
だからこそ、最初の3か月で賃貸住宅管理業法を固めることに使ってください。ここが50問中いちばん配点の大きい柱です。
1. 初学者の月別プラン(独学の場合)
| 時期 | 期間 | 学習時間 | やること |
|---|---|---|---|
| 4〜5月 | 2か月 | 約40時間 | 賃貸住宅管理業法(管理受託契約)をテキストで1周 |
| 6〜7月 | 2か月 | 約45時間 | サブリース新法+管理受託契約の重要事項説明・書面 |
| 8〜9月 | 2か月 | 約50時間 | 賃貸借契約(借地借家法・民法)。8〜9月に申込を済ませる |
| 10月 | 1か月 | 約40時間 | 建物・設備+実務・会計。過去問を年度別で回し始める |
| 11月前半 | 0.5か月 | 約15時間 | 統計・法改正・直前の総まとめ |
| 合計 | 約7.5か月 | 約190時間 |
合計190時間。独学の目安である150〜200時間に収まります。
通信講座を使う場合は出題される論点に絞って組まれているので、約130時間まで圧縮できます。
2. 4月スタートの敵は「忘れること」
7か月半あると、4月に覚えた管理受託契約を9月には忘れています。
対策はひとつ、月に1度だけ、前の月の分野の過去問を10問だけ解くこと。これだけで定着がまったく違います。
中だるみを防ぐ現実的な手
- 6〜7月は「毎日やる」ではなく週3日だけ確実にやるに切り替える
- 毎月末に前月分野の過去問を10問だけ解く
- 8月の申込を「勉強のスイッチ」として使う
3. 4月から使う道具
4月の時点では道具を増やしすぎないのが正解です。まずテキスト1冊と、下の3つのうち必要なものだけで足ります。
4月スタートの道具
- 通信講座|賃管は範囲が狭い分、テキスト選びで迷う時間がもったいない資格です。論点を絞って回せます
- 過去問パック|賃管は過去問の焼き直しが多い試験。一問一答でスキマ時間に回せます
- AI先生|賃貸住宅管理業法とサブリース新法は条文が細かく、独学だと止まりやすい分野です。その場で聞けます
分野ごとの要点は、無料の賃管攻略ノートで確認できます。テキストを最初から読み返すより速いです。
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独学のいちばんの弱点は、聞ける相手がいないこと。まずは実際の回答例を見てみてください
リベンジ組が4月から始めるなら
去年受験している人にとって、4月スタートは完全に時間が余ります。
必要なのは60〜100時間。7か月半あれば月10〜15時間で足ります。
1. 去年と同じ勉強を繰り返さない
まず昨年の自己採点を分野別に分解して、どの分野で何点落としたかを書き出してください。
賃管は50問。合格ラインは年度によって動きますが、落とした分野を2〜3個埋めるだけで届くことが多い試験です。
2. リベンジ組の月別プラン
| 時期 | 期間 | 学習時間 | やること |
|---|---|---|---|
| 4〜5月 | 2か月 | 約15時間 | 昨年の失点分野を洗い出し、その分野だけ読み直す |
| 6〜7月 | 2か月 | 約15時間 | 賃貸住宅管理業法とサブリース新法の条文を確認し直す |
| 8〜9月 | 2か月 | 約20時間 | 分野別の過去問を回す。申込を済ませる |
| 10月 | 1か月 | 約20時間 | 年度別の過去問を回す |
| 11月前半 | 0.5か月 | 約10時間 | 統計・法改正・直前の総まとめ |
| 合計 | 約7.5か月 | 約80時間 |
合計80時間。リベンジ組の目安である60〜100時間の範囲内です。
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4月スタート共通の注意|法改正が入りやすい試験
賃管は比較的新しい国家資格で、賃貸住宅管理業法の運用やガイドラインが動きやすい分野です。
4月に買ったテキストが、本番までに古くなることがあります。
4月に教材をそろえるときのチェック
- 表紙の年度表記が受験する年度になっているか
- 法改正・統計は直前期に別途アップデートする前提で考える
- 賃貸住宅管理業法とサブリース新法は、必ず最新版で確認する
公式の「賃貸不動産管理の知識と実務」が出題の下敷きになるので、迷ったらそこに立ち返ってください。
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7か月半をひとりで走ると、途中で止まったときに戻れません。
そのうえで、賃管でまず見てほしいのがアガルートです。理由は3つです。
- 質問が30回まで使える|入門カリキュラム(フル)はオンライン質問サービスで講師に30回まで。ひとりで7か月半を走っても、止まったところから戻れます
- 毎月1回のホームルームがある|勉強の進み具合に合わせて話す回が毎月あります。中だるみしやすい時期の歯止めになります
- 合格すると受講料が返ってくる|フルのカリキュラムが対象。合格体験記の提出と合格者インタビューへの出演が条件ですが、受講料(税抜分)が全額返金されます
プランの選び方や実際の口コミは、レビュー記事にまとめました。
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他の月と比べると、4月はどの位置か
開始月ごとの判定を一枚にまとめました。ハイライトが4月です。
| 始める時期 | 本番まで | 初学者 独学150〜200h 講座100〜150h |
宅建受験者・合格者 80〜120h |
リベンジ組 60〜100h |
|---|---|---|---|---|
| 4月 | 約7.5か月 | ◎ 独学でも余裕 | ◎ | ○ 中だるみ注意 |
| 6月 | 約5.5か月 | ◎ | ◎ | ◎ |
| 7月 | 約4.5か月 | ◎ 独学の推奨開始 | ◎ | ◎ |
| 8月 | 約3.5か月 | ◎ 申込を忘れずに | ◎ | ◎ 推奨開始 |
| 9月 | 約2.5か月 | ○ 講座なら余裕 | ◎ | ◎ |
| 10月 | 約1.5か月 | 独学△/講座○ | ◎ 宅建の直後が本番 | ○ |
| 11月上旬 | 約2週間 | × 今年は下見に | △ 業法の貯金しだい | △ |
4月は賃管でいちばん早い推奨開始月。これより前に始めても、範囲が狭いぶん持て余します。
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まとめ|4月は「余裕がありすぎる」月

- 4月スタートは本番まで約7.5か月。賃管は150〜200時間なので独学でも余裕
- 初学者は最初の3か月で賃貸住宅管理業法を固める。合計約190時間で組める
- リベンジ組は約80時間。7か月半の中だるみ対策が本題
- 法改正が動きやすい資格なので、教材は表紙の年度表記を必ず確認する
4月から始める人がつまずくのは、難易度ではなく間延びです。
範囲が狭い試験なので、だらだら7か月半やるより「月◯時間だけ確実に」のほうが結果が出ます。
独学で進めるなら過去問の量が命綱です。管理業法で止まりそうなら、早めに講座を入れておくほうが安く済みます。
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