
それでも宅建受験者なら十分に射程内です。借地借家法・民法の賃貸借がそのまま得点源になるからです。逆に賃管がはじめての人には、かなり厳しい時期になります。
賃貸不動産経営管理士の試験は毎年11月。令和8年度は11月15日(日)13:00〜15:00が本番です。
宅建(10月18日)の翌日から数えると、賃管までちょうど4週間。この記事はその4週間の使い方が本題です。
まず初学者(独学・通信講座)、次にリベンジ組、そして宅建受験者の順に書いていきます。
- 10月スタートがタイプ別にどう評価されるか(1日の目安つき)
- 宅建が終わってからの4週間で何をやるか
- 賃管がはじめての人が10月から始める場合の現実
10月スタートは本番まで約1.5か月|タイプ別の判定
同じ「10月スタート」でも、タイプによって必要な量はまったく違います。まずは自分の行を見てください。
| タイプ | 必要な総学習時間 | 10月開始なら月あたり | 1日の目安 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| 初学者(独学) | 150〜200時間 | 約110〜120時間 | 平日3時間+休日6.5時間 | △ かなり厳しい |
| 初学者(通信講座) | 100〜150時間 | 約80〜90時間 | 平日2時間+休日5時間 | ○ 講座が前提 |
| 宅建受験者・合格者 | 80〜120時間 | 約80〜100時間 | 平日2時間+休日5時間 | ◎ ここが本番 |
| リベンジ組 | 60〜100時間 | 約50〜55時間 | 平日1.5時間+休日3時間 | ○ 十分狙える |
「1日の目安」は、平日20日+休日8日の4週間で計算しています。
自分がどこを読めばいいか
- 賃管の勉強がはじめて(独学・通信講座)→ 次の「初学者が10月から始めるなら」へ
- 去年受けて落ちた → 「リベンジ組が10月から始めるなら」へ
- 宅建を受ける・受かっている → 賃貸借契約の分野をまるごと短縮できます。初学者の章から重複部分を引いて読んでください
初学者が10月から始めるなら
賃管がはじめて、かつ宅建も受けていない人が10月から始めるのは、正直に言ってかなり厳しいです。
1.5か月で150〜200時間は、平日3時間+休日6.5時間の計算になります。通信講座で範囲を絞るのが現実的な選択です。
1. 初学者の月別プラン(独学の場合)
| 時期 | 期間 | 学習時間 | やること |
|---|---|---|---|
| 10月 | 1か月 | 約115時間 | 賃貸住宅管理業法に全振り+賃貸借契約の頻出だけ |
| 11月前半 | 0.5か月 | 約55時間 | 過去問を年度別で回す。統計・法改正・直前の総まとめ |
| 合計 | 約1.5か月 | 約170時間 |
合計170時間。独学の目安である150〜200時間に収まります。
通信講座を使う場合は出題される論点に絞って組まれているので、約115時間まで圧縮できます。
2. 宅建受験者の4週間|10月19日から11月15日まで
ここからが、この記事の本題です。
宅建の勉強で借地借家法・民法の賃貸借・建物の構造はすでに入っています。賃管で新しく覚えるのは、実質賃貸住宅管理業法とサブリース新法だけです。
| 週 | 時間 | やること |
|---|---|---|
| 1週目(10/19〜25) | 約25時間 | 賃貸住宅管理業法(管理受託契約・業務管理者) |
| 2週目(10/26〜11/1) | 約25時間 | サブリース新法・重要事項説明・契約成立時書面 |
| 3週目(11/2〜8) | 約25時間 | 建物・設備+実務・会計。過去問を年度別で回す |
| 4週目(11/9〜15) | 約25時間 | 過去問の2周目。統計・法改正・直前の総まとめ |
| 合計 | 約100時間 |
週25時間は、平日2時間+休日5時間の計算です。宅建の直後で気力が落ちる時期なので、1週目に管理業法を終わらせるかどうかが分かれ目になります。
宅建が終わった日にやること
- 自己採点は当日中に済ませる(結果に関係なく賃管の勉強に入る)
- 賃管のテキストで賃貸住宅管理業法の章だけ開く
- 宅建で使った借地借家法のノートを捨てない
3. 10月から使う道具
4週間では、教材を選んでいる時間そのものが致命的です。
10月スタートの道具
- 通信講座|賃管は範囲が狭い分、テキスト選びで迷う時間がもったいない資格です。論点を絞って回せます
- 過去問パック|賃管は過去問の焼き直しが多い試験。一問一答でスキマ時間に回せます
- AI先生|賃貸住宅管理業法とサブリース新法は条文が細かく、独学だと止まりやすい分野です。その場で聞けます
分野ごとの要点は、無料の賃管攻略ノートで確認できます。テキストを最初から読み返すより速いです。
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リベンジ組が10月から始めるなら
去年受験している人にとって、10月スタートは十分に間に合います。
必要なのは60〜100時間。4週間なら週15時間ほどで足ります。
1. 最初の2日で去年の本試験を解き直す
いきなりテキストを読み直さないでください。まず去年の本試験を時間を計って解き直します。
賃管は50問。落とした分野を2〜3個埋めるだけで届くことが多い試験です。1.5か月しかないので、この選別が結果を決めます。
2. リベンジ組の月別プラン
| 時期 | 期間 | 学習時間 | やること |
|---|---|---|---|
| 10月 | 1か月 | 約50時間 | 去年の本試験を解き直し、失点の大きい分野だけ戻る |
| 11月前半 | 0.5か月 | 約30時間 | 年度別の過去問を回す。統計・法改正・直前の総まとめ |
| 合計 | 約1.5か月 | 約80時間 |
合計80時間。リベンジ組の目安である60〜100時間の範囲内です。
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申込は終わっています|10月から始める人の確認事項
申込が済んでいないと受験できません
賃管の受験申込は例年9月末で締め切られます(郵送はさらに早い)。10月時点で申込をしていなければ、今年の受験はできません。
その場合はこの記事を来年に向けたスタート地点として読んでください。10月から翌年11月までなら13か月あり、むしろ最高の条件です。
賃貸不動産経営管理士講習を修了していれば5問免除で45問の受験になります。手元の受験票で確認しておいてください。
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プランの選び方や実際の口コミは、レビュー記事にまとめました。
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他の月と比べると、10月はどの位置か
開始月ごとの判定を一枚にまとめました。ハイライトが10月です。
| 始める時期 | 本番まで | 初学者 独学150〜200h 講座100〜150h |
宅建受験者・合格者 80〜120h |
リベンジ組 60〜100h |
|---|---|---|---|---|
| 4月 | 約7.5か月 | ◎ 独学でも余裕 | ◎ | ○ 中だるみ注意 |
| 6月 | 約5.5か月 | ◎ | ◎ | ◎ |
| 7月 | 約4.5か月 | ◎ 独学の推奨開始 | ◎ | ◎ |
| 8月 | 約3.5か月 | ◎ 申込を忘れずに | ◎ | ◎ 推奨開始 |
| 9月 | 約2.5か月 | ○ 講座なら余裕 | ◎ | ◎ |
| 10月 | 約1.5か月 | 独学△/講座○ | ◎ 宅建の直後が本番 | ○ |
| 11月上旬 | 約2週間 | × 今年は下見に | △ 業法の貯金しだい | △ |
10月は宅建受験者にとっての本番。賃管がはじめての人には厳しい時期なので、来年に向ける判断も選択肢です。
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まとめ|10月は「宅建の知識が残っているうちに取る」月

- 宅建10月18日から賃管11月15日まで、4週間しかない
- 宅建受験者は借地借家法・民法がそのまま得点源。新しく覚えるのは管理業法だけ
- 宅建受験者の4週間プランは約100時間。週25時間が目安
- 賃管がはじめての人は独学だと厳しい。通信講座で範囲を絞るのが現実的
宅建の合格発表は11月25日。賃管はその10日前です。
つまり宅建の結果が出る前に賃管の本番が来るということ。自己採点でどうであれ、10月19日から動き出した人が受かります。
宅建の知識が残っているこの4週間は、賃管を取るのに一年でいちばん効率のいい時期です。
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