
管業は12月の第1日曜が本番。今年の試験が終わった直後から動き出せる、区切りのいいタイミングでもあります。
管理業務主任者試験は毎年12月の第1日曜。令和8年度は12月6日(日)13:00〜15:00が本番です。
12月に動き出すと残りは約12か月。月35〜45時間、平日1時間+休日2.5時間のペースで届きます。
この記事ではまず初学者(独学・通信講座)、次にリベンジ組の順で書いていきます。マンション管理士とのW受験についても後半で触れます。
- 12月スタートがタイプ別にどう評価されるか(1日の目安つき)
- 初学者・リベンジ組それぞれの月別プランと合計時間
- マンション管理士とのW受験を前提にした組み方
前年12月スタートは本番まで約12か月|タイプ別の判定
同じ「前年12月スタート」でも、タイプによって必要な量はまったく違います。まずは自分の行を見てください。
| タイプ | 必要な総学習時間 | 前年12月開始なら月あたり | 1日の目安 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| 初学者(独学) | 400〜500時間 | 約35〜45時間 | 平日1時間+休日2.5時間 | ◎ 独学でも余裕 |
| 初学者(通信講座) | 300〜400時間 | 約25〜35時間 | 平日1時間+休日1.5時間 | ◎ かなり余裕がある |
| マン管W受験 | 管業分は+100〜150時間 | マン管の学習と兼ねる | マン管を軸に組む | ◎ 同時開始が理想 |
| リベンジ組 | 150〜250時間 | 約15〜20時間 | 平日30分+休日1時間 | ○ 中だるみ注意 |
「1日の目安」は、平日20日+休日8日の4週間で計算しています。
自分がどこを読めばいいか
- 管業の勉強がはじめて(独学・通信講座)→ 次の「初学者が前年12月から始めるなら」へ
- 去年受けて落ちた → 「リベンジ組が前年12月から始めるなら」へ
- マンション管理士も受ける → 範囲がほぼ重なります。マン管の学習が管業の土台になるので、下の「マン管とのW受験」の章を先に読んでください
初学者が前年12月から始めるなら
管業がはじめての人にとって、12月スタートは独学でも余裕があります。
最初に手をつけるのは区分所有法。標準管理規約も管理委託契約も、この法律を土台に成り立っています。
1. 初学者の月別プラン(独学の場合)
| 時期 | 期間 | 学習時間 | やること |
|---|---|---|---|
| 12〜2月 | 3か月 | 約110時間 | 民法・区分所有法をテキストで1周 |
| 3〜5月 | 3か月 | 約110時間 | 標準管理規約(3類型の違いまで) |
| 6〜8月 | 3か月 | 約110時間 | 管理委託契約・適正化法+会計・税務。8〜9月に申込 |
| 9〜11月 | 3か月 | 約100時間 | 建築・設備+過去問を年度別で回す |
| 12月前半 | 0.5か月 | 約20時間 | 統計・法改正・直前の総まとめ |
| 合計 | 約12か月 | 約450時間 |
合計450時間。独学の目安である400〜500時間のちょうど真ん中です。通信講座なら約350時間まで圧縮できます。
2. 12か月の敵は「忘れること」
12月に覚えた区分所有法を、9月には忘れています。
対策は月末に前の分野の過去問を10問だけ解くこと。これだけで定着がまったく違います。
中だるみを防ぐ現実的な手
- 3〜5月は「毎日やる」ではなく週3日だけ確実にやるに切り替える
- 毎月末に前月分野の過去問を10問だけ解く
- 8月の申込を「後半戦のスイッチ」として使う
3. 前年12月から使う道具
1年あるので、道具は最小限で足ります。過去問パックとAI先生を入れるのは、過去問期に入る夏以降で十分です。
12月スタートの道具
- 通信講座|管業は区分所有法・標準管理規約・建築設備・会計と分野が広く、独学だと順番で迷います。マン管とのW受験講座もあります
- 過去問パック|管業は過去問の反復が効く試験。一問一答でスキマ時間に回せます
- AI先生|区分所有法と標準管理規約の違いは独学だと止まりやすい論点です。その場で聞けます
分野ごとの要点は、無料の管業攻略ノートで確認できます。テキストを最初から読み返すより速いです。
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平成27年〜令和6年の本試験から、現行法で使える500問をスマホで一問一答。区分所有法と標準管理規約だけで、過去9年に約140問も同じ論点がくり返し出ています。
分野別に続けて解けるので、混同しやすい条文の違いが問題を通して身につきます。マン管とのW受験なら、そのまま両方の土台になります。
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独学のいちばんの弱点は、聞ける相手がいないこと。まずは実際の回答例を見てみてください
リベンジ組が前年12月から始めるなら
去年受験している人にとって、12月スタートは完全に時間が余ります。
必要なのは150〜250時間。12か月あれば月15〜20時間で足ります。
1. 去年と同じ勉強を繰り返さない
いきなりテキストを読み直さないでください。まず去年の本試験を時間を計って解き直します。
管業は50問。どの分野で何点落としたかを書き出して、埋めるのはその穴だけにしてください。12か月あってもでは全分野を回し直す余裕はありません。
2. リベンジ組の月別プラン
| 時期 | 期間 | 学習時間 | やること |
|---|---|---|---|
| 12〜2月 | 3か月 | 約50時間 | 去年の本試験を解き直し、失点分野だけテキストへ戻る |
| 3〜5月 | 3か月 | 約45時間 | 標準管理規約と区分所有法の違いを詰め直す |
| 6〜8月 | 3か月 | 約45時間 | 会計・建築設備など後回しにしがちな分野を埋める。申込を済ませる |
| 9〜11月 | 3か月 | 約45時間 | 年度別の過去問を回して点数の再現性を作る |
| 12月前半 | 0.5か月 | 約15時間 | 統計・法改正・直前の総まとめ |
| 合計 | 約12か月 | 約200時間 |
合計200時間。リベンジ組の目安である150〜250時間の範囲内です。
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マンション管理士とのW受験を考えるなら
マンション管理士(11月29日)と管理業務主任者(12月6日)は1週間しか離れていません。
出題範囲は区分所有法・標準管理規約・建築設備・会計とほぼ重なるので、マン管対策をすれば管業の土台はほぼ完成します。
W受験を選ぶなら12月開始が理想
- マン管は500〜700時間。管業単独より重いので、マン管を軸に組む
- 管業の上乗せは+100〜150時間。適正化法と会計を厚めにする
- マン管合格者は管業で5問免除(45問・13:10〜15:00)。逆に管業合格者はマン管で5問免除
1年あるなら、最初からW受験前提で組むのがいちばん効率的です。
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通信講座を使うなら
12月スタートで通信講座を検討するなら、判断軸は「価格」より1年間モチベーションが続く仕組みがあるかです。
マン管とのW受験講座があるかどうかも、この時点で見ておく価値があります。
そのうえで、1年かけて積むならアガルートが向いています。理由は3つです。
- 毎月1回のホームルームがある|講師が学習の進み具合に合わせて話す回が毎月あります。長期戦でいちばん怖い「途中で止まる」を防げます
- 質問が30回まで使える|合格カリキュラム(フル)はオンライン質問サービスで30回まで。区分所有法と標準管理規約の違いで詰まったとき、その場で片づきます
- 合格すると受講料が返ってくる|フルのカリキュラムが対象。合格体験記の提出と合格者インタビューへの出演が条件ですが、受講料(税抜分)が全額返金されます
マン管とのW受験なら、1年で両方を狙う「ダブル合格入門カリキュラム」もあります。
プランの選び方や実際の口コミは、レビュー記事にまとめました。
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他の月と比べると、前年12月はどの位置か
開始月ごとの判定を一枚にまとめました。ハイライトが前年12月です。
| 始める時期 | 本番まで | 初学者 独学400〜500h 講座300〜400h |
マン管W受験 +100〜150h |
リベンジ組 150〜250h |
|---|---|---|---|---|
| 前年12月 | 約12か月 | ◎ 独学でも余裕 | ◎ | ○ 中だるみ注意 |
| 3月 | 約9か月 | ◎ 独学の推奨開始 | ◎ マン管と同時開始 | ◎ |
| 5月 | 約7か月 | ◎ | ◎ | ◎ |
| 7月 | 約5か月 | 独学○/講座◎ | ○ | ◎ 推奨開始 |
| 9月 | 約3か月 | 独学△/講座○ | △ マン管優先に | ○ |
| 10月 | 約2か月 | 独学×/講座△ | △ | ○ |
| 11月下旬 | 約1週間 | × 今年は下見に | ◎ マン管の翌日から | △ |
12月は管業でいちばん余裕のある開始月。マン管とのW受験を狙うなら、ここから始めるのが理想です。
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まとめ|12月は「W受験まで狙える」月

- 12月スタートは本番まで約12か月。独学でも400〜500時間を無理なく積める
- 初学者は区分所有法から。合計約450時間で組める
- リベンジ組は約200時間。12か月の中だるみ対策が本題
- マン管とのW受験を狙うなら、12月開始が理想的なタイミング
12月は、今年の試験が終わった直後です。
悔しさが残っているうちに動き出せるのが、この月のいちばんの強みです。
管業単独なら1年は余りますが、マン管とのW受験を視野に入れるとちょうどいい長さになります。
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